アルコール ページ32
「いやぁ〜やっぱり直接会うとテレビで見るより何倍も綺麗だね。」
『あはは。ありがとうございます。』
「本当に男の子の中に混ざってダンスしてるなんてねぇ……ほら、こんなに細くて華奢なのに〜」
私が隣にいることで先方の機嫌がすこぶる良く、会食という名の商談はトントン拍子で進んでいった。
腰に置かれた手が時々下に下がる度にマネオンニがさりげなく守ってくれているけれど、こんなのがあと1時間続くと思うとため息が出てしまいそうだった。
私は何の商談なのかさっぱりだけど、時々「これもAちゃんのためだからね〜頑張らないとねぇ？」なんて気持ちの悪い笑顔で覗き込んでくるからセブンティーン関係であることは間違いなさそう。
『ちょっと……お手洗いに行ってきますね。』
カバンと携帯を持ってお手洗いに行く、というていで外の空気を吸いに行く。
おかしい。私が頼んだものは酔わないようにと思って度数が低めのピーチウーロンとカシオレを頼んだのはず。
店側に何を言ったのか私のドリンクのアルコール度数が全部有り得ないくらい高かった。
完全に酔ってしまった。オッパに飲みすぎるなって言われたのに。
お酒に弱くないとはいえ何杯も飲まされたせいか珍しく酔いが回ってしまってかなり危ない。
マネオンニに連絡してタクシーで帰ろうか、いや、あのおじさん達の考えることだから帰してくれないだろうな、クプスオッパ……はたぶんもうお酒飲んでるし……なんて考えていると、案の定
「なーに外出てんの？まさか帰ろうとしてた？」
『……あはは』
さっき隣にいたセクハラじじいに見つかってしまった。
「え？本当に帰ろうとしてたの？」
『まさか。外の空気吸ってただけですよ。』
さりげなく距離を取ろうとすると肩を抱かれてぐっと引き寄せられる。
『あの、すみません……』
「ねえ、酔ったんでしょ。スタッフには言っとくからさ、家まで送るよ。」
『いや、大丈夫です……』
「いやいや危ないし。送ってくよ。」
『いや、あの……』
女の、しかも酔っ払ってしまっている私では到底抵抗出来なくて、腕を掴まれてずるずると引きずられる。
片手でスマホで連絡しようにも怖くて震えて文字が打てない。これやばいやつだ。
大声で助けを呼ぶべきか、と覚悟を決めていると、聞き慣れた声が後ろから聞こえた。
SC「なにしてんの？」
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さとみ - 返信ありがとうございます。そうなんですね。楽しみにしています。ありがとうございます^_^ (2022年6月8日 0時) (
レス) id: 6a24770046 (このIDを非表示/違反報告)
seola(プロフ) - さとみさん» こんにちは！返信がびっくりするくらい遅くなってしまって本当にすみません、、、出演作品は特に決まっていないのでご想像にお任せします！と言いたいところなのですが、そろそろ続編に移行するので続編後の簡単なプロフィールに出演作品を載せようと思います！ (2022年6月6日 3時) (レス) id: af1403e9e5 (このIDを非表示/違反報告)
さとみ - こんにちは。はじめまして。いつも楽しく読ませて頂いてます。主人公がどんな作品に出たのか知りたいです。 (2022年3月27日 13時) (レス) id: 6a24770046 (このIDを非表示/違反報告)
まやら(プロフ) - まさかのスンヨン！？次が楽しみ〜！ (2022年3月26日 17時) (レス) @page37 id: 018566a257 (このIDを非表示/違反報告)
seola(プロフ) - 優さん» ブイラでゴセ見たこと無かったので気づかなかったです……ありがとうございます助かりました（泣） (2022年1月24日 20時) (レス) id: af1403e9e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：seola | 作成日時：2021年12月13日 3時
