弾丸2 ページ3
よし、基本的に自己紹介は終わったよね。
後は可愛らしい顔立ちの男の子と、チェスの盤みたいなストール巻いてる子だけだね。
『こんにちは、ボクはA・ブラギンスカヤ。』
赤 「私は赤松楓だよ、君は?」
? 「僕は最原終一。超高校級の探偵だよ。赤松さんとAさんは?」
赤 「私は超高校級のピアニストだよ。」
ああ、だから髪留めが音符なんだね。
スカートの柄も五線譜だし、わかりやすいといえばわかりやすい。
赤松さんの弾くピアノはとても繊細できれいな音がしそうだなあ。
いつか聞いてみたいよ。
『ボクの才能は確か・・・超高校級の国家だったよ。』
でも初対面でボクが国だって言っても信じてもらえないだろうしなぁ。
それに若い子達は自分の祖国も知らない子が多いし。
赤 「国家?」
『うん。ここに来る前は国際会議とか内政とか政治に関わってたから。』
最 「凄い・・・」
『ううん、探偵の方がかっこいいよ。』
それに超高校級。
どんな事件でも最原くんに依頼すれば解決できそう。
最 「かっこいい、かな?」
『うん!事件は起こらないのが一番だけど、最原くんの推理も見てみたいよ。』
最 「ありがとう。事件が起きても絶対僕が解決するよ。」
赤 「確かに、探偵さんが居るなら安心だね。」
『そうだね!』
でもやっぱり誰も死なないで欲しいな、なんて。
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