証言 ページ7
慎「懐かしいですか？丸川先生、西口先生、風間先生。当時の同僚ですよね？」
そのビデオでは田子は孤立していたこと、無愛想で吉本とは仲が悪かったこと、真田宗多という生徒をいじめていて、それをおじの教頭に伝えようとした吉本を田子が突き飛ばしたのではないかという事を言われていた。
そのビデオを見た皆は混乱した。
母「先生が生徒をいじめていたんですか？」
慎「そうだよ。こいつが生徒をいじめてた。」
母「どうして……」
慎「最初は親身に接していたんですよね？
真田くんは家庭内暴力に悩んでいた。担任だった貴方は彼の相談にのって父親に厳しく指導をした。でも効果はなかった…。
助けを求めて来た彼を貴方は突き飛ばした。
貴方に見放された真田くんは吉本先生に相談をした。
でもそれを告げ口だと勘違いした貴方は…彼をいじめた。
そしてそのいじめの事実が教頭にバレることを恐れ、吉本先生を階段から突き落とした。
吉本先生は昏睡状態に落ち、味方をなくした真田くんは山小屋でジサツをした。」
父「本当なのか？」
吉「僕がやったという証拠はありません。」
慎「でも貴方がやってないという証拠もない。
実際アンタは何度も警察の事情聴衆受けてんだろ？
吉本荒野と偽ったのも自分の過去を暴かれたくないからだろう！
…言ったよなぁ？俺たち兄弟に「人を殺したことがある」って。
吉本荒野のことか？真田宗多のことか？
なんとか言えよ！！」
吉本は笑い出した。
慎「なに笑ってんだよ。」
吉「いや、よく出来た作り話だな〜。と思って。」
神「…本当にな。」
慎「作り話じゃない！全部真実だ。
神楽さんの言うことも信用が出来ない。
貴方だって殺人犯として使命手配中でしょ？
冤罪だと言われても、吉本が人殺しなんだから信じられない。」
吉「神楽も俺もやっていない。」
慎「嘘つき！」
吉「神楽も俺もやっていない！！」
父「我々も。君がやっていないと信じたい。
神楽くんもだ。
でも…どっちにしろ子供達が不信感を抱いたのは事実だ。このまま続けてもいい関係が保てない。
申し訳ないが…「『やってないよ！？』」
父の言葉に茂之とAが反論した。
ラッキー行動
破天荒なことをする
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 120人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
魅智 - 更新再開をずっと待っています！いつでも待っているので頑張ってください！ (2017年11月29日 20時) (
レス) id: 5e8f1e6a80 (このIDを非表示/違反報告)
天空(プロフ) - 咲嵐さん» コメントありがとうございます！！ 私も早く書きたい所があるのですが、なかなか更新できず、すみません。 応援コメント励みになります！ これからもお付き合いください！！ (2017年4月9日 10時) (レス) id: 498c17ed7d (このIDを非表示/違反報告)
咲嵐 - とても小説が面白くて続きがとても気になります！更新するの大変だと思いますが頑張ってください！これからもこの小説の続きを楽しみにしています！ (2017年4月7日 11時) (レス) id: dad7436666 (このIDを非表示/違反報告)
狂(プロフ) - ゆりあさん» コメントありがとうございます！応援コメントがあるからこそ頑張れます。これから少しずつ不定期ですが更新していこうと思いますのでよろしくお願いします！ (2017年3月7日 19時) (レス) id: f32b92e423 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ(プロフ) - 大変な時期、頑張ってください！あなたの小説の続きを心待ちにしています。 (2017年2月27日 10時) (レス) id: 8b646c0cd8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：狂 | 作成日時：2016年10月29日 18時
