ぶつかり合い ページ30
慎一の言葉に、2人はリビングへ入ってきた。
慎「Aに至っては、この家と何にも関わりがないのに放り投げられて、更にはこの家で俺よりも優等生のいい子を演じてきて、相当ストレス溜まってんだろ。」
慎「父さんも母さんも自分のことで精一杯なんだよ。
だから俺たちに興味がないんだよ。」
佳「そんなことない。私たちは…。」
慎「思い出してみろよ！
家庭教師に茂之の不登校の理由聞かれたとき何て答えた？」
黙り込む両親...。
慎「そう、答えられなかったんだよなあ。
いじめられてることにも気付かなかった。
母さん、茂之の誕生会のとき言ってたよね？」
−今じゃこの子たちの考えてることがまったく分かりません−
−理解したいとも思いません−
慎「あんとき俺たちのことなんてどうでもいいんだってことがよ〜く分かったよ。」
佳「違うのよ...」
佳代子は一生懸命言い訳しようとしたが、慎一に遮られた
慎「見苦しいんだよ！！」
一「おい！親に何て口利いてんだ。」
慎「だったらもっと親らしいことしてみろよ！」
慎一の返しに、一茂は納得行かなかったのか更に反論をする
一「お前、それ、本気で言ってんのか？
お前たちが生活できるのは誰のおかげだと思ってんだ。
社会に出て働いたこともない人間がいっぱしの口たたくんじゃないよ！」
「クビになったくせによく言うよ。」
黙って見ていた茂之も、我慢できずに遂に思いを口に出した。
茂「ず〜っと俺のことクズ扱いして、ちょっと成績が上がったら手のひら返して。
どうせ会社でもそんなふうだったんだろ？
だからクビになったんだよ。」
慎「うわ〜！沼田家一の問題児に核心を突かれて…。「うるさい！ どいつもこいつも好き勝手言いやがって！
だいたいな、お前の教育がなってないからこういうことになるんだよ！」
慎一の煽るような発言にキレた一茂は、佳代子に八つ当たりをする。
佳「やっぱり私に押し付けてるじゃない！」
佳代子の反抗に、家を守るのは女の仕事だの、働いている父親を敬えだの昔ながらの意見を口にし出す一茂。
表情を変えずにずっとただ無言でその光景を見つめるA。
ラッキー行動
破天荒なことをする
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魅智 - 更新再開をずっと待っています！いつでも待っているので頑張ってください！ (2017年11月29日 20時) (
レス) id: 5e8f1e6a80 (このIDを非表示/違反報告)
天空(プロフ) - 咲嵐さん» コメントありがとうございます！！ 私も早く書きたい所があるのですが、なかなか更新できず、すみません。 応援コメント励みになります！ これからもお付き合いください！！ (2017年4月9日 10時) (レス) id: 498c17ed7d (このIDを非表示/違反報告)
咲嵐 - とても小説が面白くて続きがとても気になります！更新するの大変だと思いますが頑張ってください！これからもこの小説の続きを楽しみにしています！ (2017年4月7日 11時) (レス) id: dad7436666 (このIDを非表示/違反報告)
狂(プロフ) - ゆりあさん» コメントありがとうございます！応援コメントがあるからこそ頑張れます。これから少しずつ不定期ですが更新していこうと思いますのでよろしくお願いします！ (2017年3月7日 19時) (レス) id: f32b92e423 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ(プロフ) - 大変な時期、頑張ってください！あなたの小説の続きを心待ちにしています。 (2017年2月27日 10時) (レス) id: 8b646c0cd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狂 | 作成日時：2016年10月29日 18時
