訪問 ページ22
翌日、未だに真希への不信感を拭えない慎一は、真希の実家があった跡地を訪れた。
すると、近所の住人が姿を現したので、慎一は
「ここって一家心中があった、立花さんのおうちですよね？立花真希さんってご存知ですか？」
と聞いた。
すると、その住人から
「ここは確かに立花さんの家があったが、立花家に女の子はいない。」
と予想外の言葉が帰ってきた。
真希への不信感が決定的となった慎一は真希をいつもの喫茶店へ呼び出すと、先程住人から聞いたことについて問いただした。
すると真希は
「赤い屋根のお家の人の事を言っているのなら、あの人たちは事件の後に引っ越して来たので私も面識はないから知らなくて当然だよ」
と言った。
それでも不信感は残る慎一だったが、真希を信じたい気持ちが勝ち、納得した。
そして別れ際真希は
「じゃあ、またね」
と去っていく慎一をわざわざ呼び止めて
「バイバイ」
と意味あり気に手を振った。
慎一が家に帰ると、リビングには綺麗な格好をした母佳代子と神妙な顔をした吉本が座っていた。
そして佳代子は慎一を呼び止め、吉本の方をみた。
吉「さっき学校から連絡があった。
親と一緒に職員室に来て欲しいって。
なんで呼ばれたか...わかるよなぁ？」
それに対して慎一はぼそっと
「あいつ本当に出したのか...」
と呟いた。
佳「出したって...?」
心当たりがある佳代子は恐る恐る恐る聞いた。
吉「写真ですよ。」
動揺を隠せない佳代子。
佳「...とにかく、お父さんに連絡するわね。」
しかし一茂は電話に出ない。
それもそのはず、今は電話に出れる状況ではない。
なぜなら、一茂の横領がバレて解雇を言い渡されている最中であるから...。
ラッキー行動
破天荒なことをする
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魅智 - 更新再開をずっと待っています！いつでも待っているので頑張ってください！ (2017年11月29日 20時) (
レス) id: 5e8f1e6a80 (このIDを非表示/違反報告)
天空(プロフ) - 咲嵐さん» コメントありがとうございます！！ 私も早く書きたい所があるのですが、なかなか更新できず、すみません。 応援コメント励みになります！ これからもお付き合いください！！ (2017年4月9日 10時) (レス) id: 498c17ed7d (このIDを非表示/違反報告)
咲嵐 - とても小説が面白くて続きがとても気になります！更新するの大変だと思いますが頑張ってください！これからもこの小説の続きを楽しみにしています！ (2017年4月7日 11時) (レス) id: dad7436666 (このIDを非表示/違反報告)
狂(プロフ) - ゆりあさん» コメントありがとうございます！応援コメントがあるからこそ頑張れます。これから少しずつ不定期ですが更新していこうと思いますのでよろしくお願いします！ (2017年3月7日 19時) (レス) id: f32b92e423 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ(プロフ) - 大変な時期、頑張ってください！あなたの小説の続きを心待ちにしています。 (2017年2月27日 10時) (レス) id: 8b646c0cd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狂 | 作成日時：2016年10月29日 18時
