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ab side
nb「馬鹿じゃねぇの笑」
ru「いやだって…」
kj「ふっかさんがいけないんやろ〜!!」
今日は凄く穏やかだ
久しぶりに9人揃ったから
舘さんの病室に全員で来れた
それが凄く嬉しかった
いつもの日常
ふっかは相変わらずふざけている
ラウと康二はそれに乗っかってふざける
ちょいちょい絡んでいくのが佐久間で
残りの俺らは見守る
前まで当たり前だと思っていた日常がこんなにも嬉しいものだと思わなかった
「お、舘さんお昼か」
そんなこんなでお昼になった
それも9人で食べる
iw「食べれそう?」
dt「うん、今日みんないるからね」
sk「嬉しいこと言うね〜!」
「はいはい、佐久間
食べよっか」
9人みんなで食べるご飯はいつもより美味しく感じて笑みが零れてしまう
あぁ、こんな日が続きますように
永遠に
そう思った時だった
ほんの一瞬で俺たちの日常は壊れてしまう
また当たり前が当たり前じゃなくなる
dt「ゴホッ...ヴ...ゲホッゴホッゴホッ...ッッ!!!」
「舘さん!?!?」
dt「ゲホッウッッッ……ゴホッッッ!!!」
iw「ふっか!!
先生呼びに行くぞ!!!」
nb「涼太ー、大丈夫だからなー
今先生来るからなー」
俺は後ろで見守るしかなかった
何も出来ない俺が悔しい
kj「…だてっ」
「康二、大丈夫だよ」
そんな根拠もない言葉を投げてしまう
いつの間にか先生が来て俺たちは病室の外へ追い出されてしまった
さっきの雰囲気はどこへ行ってしまったのか
病気がほんとに憎い
早く俺たちの日常を返してよ
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作者名:もち。 | 作成日時:2021年1月8日 1時