＿＿＿ ページ7
JM「ほら、5戦目だよ。」
『は、はぃ…。』
ー僕は6にするよ。
ー私は2で。
ー出目は…5です。ジミン様の勝利。
ー私、1で。
ー僕は3にしよう。
ー出目は3。ジミン様の勝利です。
ーわ、私は…
ー僕4。
ーご、5にします…、
ー出目は、4。ジミン様の勝利です。
〜〜〜
『っはぁ、っはぁ…っ…』
過呼吸になりかける私の肩は、必死に酸素を取り込もうと上下する。
JM「っふふ。これで僕が30万得したね。こんなのはした金だけど…ｗ」
私は負けに負けを重ねて、彼の言う通り30万をまきあげられた。
私にとっては大金だ。
JM「大丈夫？そんなに青白い顔しちゃって。」
私は彼を睨んだ。
JM「わぁ怖い。でもね、」
その一瞬、彼はどす黒いオーラを放った。
JM「僕の勝負に乗った時点で君は死んでたんだよ。」
クラスメイトの笑い声がこだまする。
そんな中で私は口を開いた。
『あの、サイコロを、貸してください。』
篠木「え？」
篠木君は私にサイコロを渡した。
手に持って感じた。
私が感じた違和感の正体を。
JM「どうかした？」
私はサイコロを置いた。
ふと周りに耳を澄ませると
「あの子、ジミン様にやられるわよ。」
「転校初日に目を付けられて、かわいそーｗ」
「ミケ落ち確定だなｗ」
と聞こえてくる。
『いえ。なんでもありません。もう一戦やりましょう。』
それにしても、どうしてここの人たちは彼のことを「ジミン様」と呼ぶのだろう。
篠木君もそうだった。
その美貌でちやほやされてるとか、そんな理由だろうな。
JM「え？まだやるの？学習しないなぁｗま、僕はいいけど。」
篠木「ジミン様、賭け金を宣言してください。」
JM「んー。じゃ、Aさんのために1万だけにしておこうかな。ベッド、一万。」
気を使ってくれなくてもいいのに。
私はこの一手にかけるしかない。
どうせミケ落ちするなら、当たって砕けろ精神よ。
『レイズ、30万…！』
篠木「っ！？」
クラス中にどよめきが走った。
JM「は？何言ってんの。ついにおかしくなった？ｗ」
『で、どうするわけ？』
思わず強い口調になり、ジミン君も驚いている様子だった。
JM「…っふふ。面白いね。コール、僕も30万だよ。」
興奮したように机を叩こうとする彼。
私はその手を掴んだ。
JM「え、？」
『机、叩いちゃ可哀想ですよ？』
ジミン君は驚いた様子だった。
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美海(ﾐｳ)(プロフ) - ゆきなみさん» はじめまして！賭ケグルイの設定って本当に繊細で面白いですよね……！亀さん更新で申し訳ないですが、楽しんでいただけて嬉しいです♪ (2021年10月8日 18時) (
レス) id: daf6e76b56 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきなみ(プロフ) - 美海さん。はじめまして！私は賭ケグルイも大好きなのですが、本家様の設定を上手に活かした、とても面白い作品だと思います(*^^*)♪更新、楽しみにしていますね！ (2021年10月8日 12時) (レス) @page45 id: dd84e47893 (このIDを非表示/違反報告)
美海(ﾐｳ)(プロフ) - りんごさん» ありがとうございます！！！賭ケグルイいいですよね〜っ！更新頻度が落ちていますが、お楽しみいただければ幸いです！ (2021年9月20日 15時) (レス) id: d9549dcc9a (このIDを非表示/違反報告)
りんご - こんにちは！私もBTS最近好きになったばっかで元々アニオタでアニメよく見てたので、この賭ケグルイとBTSのコラボ最高です！もう、主様の考えほんとに凄いです！更新これからも頑張ってください！楽しみにしてます！ (2021年9月13日 9時) (レス) id: a5c2bfe764 (このIDを非表示/違反報告)
美海(ﾐｳ)(プロフ) - nanami7730531さん» 賭ケグルイ好きな同士様がたくさんいて嬉しいです！亀さん更新ですが、温かく見守ってやってください(泣)ありがとうございます!! (2021年8月19日 0時) (レス) id: daf6e76b56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美海(ﾐｳ) | 作成日時：2021年8月15日 15時
