＿＿＿ ページ39
こ、このままじゃ私の身が危ないのでは……!?
『に、逃げるが勝ち！』
私はグクの腕からすり抜け、扉に向かって一直線に走った。
TH「A、自分から俺の所に来てくれるなんて……！」
目をキラキラ輝かせて両手を広げるテヒョン。
その真隣を駆け抜けた。
TH「え？」
JK「ヒョン！追いかけますよ！」
TH「え？え？」
後ろからドタドタと足音がするが、気にせずにとにかく走った。
後ろを見たら終わりだ……！
いや待ってでも超怖いんだけど！？
『だっ、誰か助けてぇええええ！！！！！』
生徒会メンバーが生徒会メンバーを追いかけ回しているという異様な光景に、生徒は呆然としていた。
そんな時現れたのだ！私の救世主が……！
「Aちゃん、こっち！」
声の主に腕を引かれ、私たちは物陰へと隠れた。
『あっ、ありがとうございます……！って、ホソギオッパ!!』
JH「追いかけられてるんだろ？大丈夫？」
イケメンだっ……←
彼の紳士さに惚れ惚れしていると、物陰の外を何やら騒がしく走り抜けていく2人の生徒が。
もちろんグクとテヒョン。
流石に生徒会長の名を汚す訳にはいかないソクジニオッパは、追いかけたりはしないらしい。
JH「しばらくここで隠れてよっか？」
『は、はい……。』
私たちは少し距離を取って座り込んだ。
なんとなく気まずくて、気恥ずかしくて、私は俯いた。
何か話さなきゃ…。
『あの』JH「あのさ、」
「『あ、』」
……。
『ふふっ。』
JH「ごめんね、w」
私たちはひとしきり笑って、息を整えた。
JH「あの時、僕を助けてくれてありがとう。ごめんね。」
ホソギオッパは軽く頭を下げた。
『あっ、いえ、そんな……何度も謝ってもらわなくて大丈夫です……！』
JH「Aちゃんは優しいね。」
表向きはただの「先輩」と「後輩」。
でも、妹みたいに可愛がってくれて……
『私、生徒会に入って良かったです。』
ギャンブルが主要の狂ったこの学園で、絶対的権力を持つ生徒会。
恐るべき生徒会。
でも、こんなに暖かい人がいるって事を、みんなに教えてあげたい。
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美海(ﾐｳ)(プロフ) - ゆきなみさん» はじめまして！賭ケグルイの設定って本当に繊細で面白いですよね……！亀さん更新で申し訳ないですが、楽しんでいただけて嬉しいです♪ (2021年10月8日 18時) (
レス) id: daf6e76b56 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきなみ(プロフ) - 美海さん。はじめまして！私は賭ケグルイも大好きなのですが、本家様の設定を上手に活かした、とても面白い作品だと思います(*^^*)♪更新、楽しみにしていますね！ (2021年10月8日 12時) (レス) @page45 id: dd84e47893 (このIDを非表示/違反報告)
美海(ﾐｳ)(プロフ) - りんごさん» ありがとうございます！！！賭ケグルイいいですよね〜っ！更新頻度が落ちていますが、お楽しみいただければ幸いです！ (2021年9月20日 15時) (レス) id: d9549dcc9a (このIDを非表示/違反報告)
りんご - こんにちは！私もBTS最近好きになったばっかで元々アニオタでアニメよく見てたので、この賭ケグルイとBTSのコラボ最高です！もう、主様の考えほんとに凄いです！更新これからも頑張ってください！楽しみにしてます！ (2021年9月13日 9時) (レス) id: a5c2bfe764 (このIDを非表示/違反報告)
美海(ﾐｳ)(プロフ) - nanami7730531さん» 賭ケグルイ好きな同士様がたくさんいて嬉しいです！亀さん更新ですが、温かく見守ってやってください(泣)ありがとうございます!! (2021年8月19日 0時) (レス) id: daf6e76b56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美海(ﾐｳ) | 作成日時：2021年8月15日 15時
