＿＿＿ ページ20
廊下に出ると、朝の騒がしさは消し去り、静寂に包まれていた。
そして、窓から出る日差しでほんのりオレンジ色に染まっていた。
廊下も普通の学校とは違う。
まるでお城みたい。
私はテヒョン君の肩をしがみついて歩いた。
テヒョン君が立ち止まり、顔を上げると、普通の教室とは違う大きな扉。
コンコンと扉をノックし、音を立てて開いた扉の奥には
JM「あ、テヒョン。どこ行ってたの…って、あれ？」
そこには、六人の男子生徒がいた。
私はすぐに分かった。
テヒョンさんを含めて、生徒会メンバーが揃い踏みだと。
『あ、…えっと、』
???「テヒョンア、その子…」
そう言ったのは、一番奥の椅子に足を組んで座っている人。
TH「会長！転校生のAちゃん、連れてきました！！」
会長と呼ばれたその人と視線がぶつかった。
JN「僕は生徒会長のキム・ソクジン。私立百花王学園へようこそ。」
JK「俺は、一年生の、チョン・ジョングク…です。」
NJ「二年生、副生徒会長のキム・ナムジュンです。」
YG「三年、ミン・ユンギ。」
『えっと、一年生の/』
JN「AAさんだよね。」
ど、どうして私の名前を…？
生徒会長にもなると、それくらい当然なのか…？
JN「聞いたよ。ジミナ達を助けてくれたんだよね。ありがとう。」
そんなことまで…。
『いえ、全然です。』
威厳で包まれたその空間に、なんとなく居づらくなる。
『あ、あの、私はもう行きますね。』
TH「もう？」
『生徒会室にずっと居座るなんて無理ですよ。』
JN「ジミナ、同じクラスでしょ？校門まで送ってあげて。」
JM「あ、はい。」
私の隣にいたテヒョンさんは「俺でもいいのに〜」と言って椅子に座った。
JM「じゃあ行こっか。」
私は「失礼しました。」と言って部屋を出た。
部屋を出る前、生徒会長に「じゃあ、またね。」と言われたが、その言葉にどんな意味があるかなんて気づくはずもなかった。
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美海(ﾐｳ)(プロフ) - ゆきなみさん» はじめまして！賭ケグルイの設定って本当に繊細で面白いですよね……！亀さん更新で申し訳ないですが、楽しんでいただけて嬉しいです♪ (2021年10月8日 18時) (
レス) id: daf6e76b56 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきなみ(プロフ) - 美海さん。はじめまして！私は賭ケグルイも大好きなのですが、本家様の設定を上手に活かした、とても面白い作品だと思います(*^^*)♪更新、楽しみにしていますね！ (2021年10月8日 12時) (レス) @page45 id: dd84e47893 (このIDを非表示/違反報告)
美海(ﾐｳ)(プロフ) - りんごさん» ありがとうございます！！！賭ケグルイいいですよね〜っ！更新頻度が落ちていますが、お楽しみいただければ幸いです！ (2021年9月20日 15時) (レス) id: d9549dcc9a (このIDを非表示/違反報告)
りんご - こんにちは！私もBTS最近好きになったばっかで元々アニオタでアニメよく見てたので、この賭ケグルイとBTSのコラボ最高です！もう、主様の考えほんとに凄いです！更新これからも頑張ってください！楽しみにしてます！ (2021年9月13日 9時) (レス) id: a5c2bfe764 (このIDを非表示/違反報告)
美海(ﾐｳ)(プロフ) - nanami7730531さん» 賭ケグルイ好きな同士様がたくさんいて嬉しいです！亀さん更新ですが、温かく見守ってやってください(泣)ありがとうございます!! (2021年8月19日 0時) (レス) id: daf6e76b56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美海(ﾐｳ) | 作成日時：2021年8月15日 15時
