誘拐 ページ10
今から一時間後、静まり返った宿舎が賑やかな声であふれることになるだろう。
彼らが帰ってくる前にとご飯を作り始めようとしたときに気付いた。
…あ、牛乳買ってない。
と。
ご飯の時間に牛乳が無かったら、ジョングギオッパが不機嫌になるんだよなぁ…。
仕方ない。
まだ一時間もあるし、買いに行くか。
私は軽く髪をとかし、宿舎を出た。
この時間は仕事から帰る人が多く、町は人でにぎわっていた。
スーパーへの道を歩いていると、知らない人に声をかけられた。
男「君、可愛いね。学生さん？」
ナンパか。
相手は男三人。
『すみません。急いでいるので。』
親に捨てられた時から、何かとこういうことが増えた。
そのたびにうまくかわしてきたのだ。
男「そんなこと言わないでさ。ね？」
腕を絡めて無理やり連れて行こうとする彼ら。
男三人相手だし、私みたいな小さい女は舐められやすい。
『いや、キモ。引く。』
そう言ってみた。
何個か上のお兄さん型は少し驚いたような顔をしたが、その顔は一瞬にして鋭い目つきに変わった。
そして、
『っ…！？』
思い切り腕を引かれ、黒い車に乗せられた。
手首は男の一人に縛られ、口はガムテープで封じられる。
まずい。
私の中の危険信号が最大レベルで逃げろと鳴っていた。
しかし、この状況ではどうすることも…
やがて車のドアは閉められ、鍵までかけられた。
『んんん！んんん！(やめろ！離せ！)』
男「おぉおぉ。これまた生きのイイ奴だな。」
わざと私に身長を合わせて、
シュン「俺の名前はシュン。よろしくなぁ？ｗ」
(※名前は日本に合わせます)
すると、助手席に座っていた男が
ハルト「俺はハルト。まぁ、恐怖で名前覚える余裕もないだろｗ」
と。
ハルト「おい、マサ。もっと飛ばせ。」
運転席の彼はマサというらしい。
マサ「わ、分かったよ。」
シュンとハルトとは違って、どこか気弱な雰囲気だな。
『……。』
シュン「おい、こいつ大人しくなったぞ。」
ハルト「一応まだ校則しとけ。噛みつかれるかもしんねぇし。」
人を犬みたいに言うな。
まぁ、そうするつもりだったが。
私はいったいどこに連れて行かれるんだ？
そんなことを考えているうちに、車のエンジン音は消えた。
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うた(プロフ) - テスト頑張ってください！って言う私ももうちょっとでテスト( ；∀；)この小説見て、勉強頑張ります！助けてくれたのジミンだったんですね！夢主ちゃん勇気すごい…助かりますように！シリーズ2お疲れ様でした！シリーズ3も頑張ってください！ (2021年8月28日 13時) (
レス) id: 64778f9b39 (このIDを非表示/違反報告)
美海(ﾐｳ)(プロフ) - うたさん» 両親に捨てられたとはいえ、幸せすぎますよね！ｗ こんな人生でありたかった〜！テストまで三週間ですが、今のうちにたくさん更新していきますので、暖かい目で見てやってください…！ (2021年8月28日 5時) (レス) id: d9549dcc9a (このIDを非表示/違反報告)
うた(プロフ) - まさか、メンバー全員が夢主ちゃん好きだったとはwwww夢主ちゃん凄いwジミンとユンギとナムさんヤバいですね(*´-`)pink本当にありがとうございますm(__)m助けてくれた人は誰なのか！？更新頑張ってください！ (2021年8月27日 22時) (レス) id: 64778f9b39 (このIDを非表示/違反報告)
美海(ﾐｳ)(プロフ) - うたさん» 終わりに近づいているのもあって、pinkを増やしていくと思います！！いつも応援していただいてありがとうございます！！ (2021年8月24日 23時) (レス) id: d9549dcc9a (このIDを非表示/違反報告)
うた(プロフ) - 夢主ちゃんを助けてくれた人、誰なんだろう…弟思いのホソクめっちゃ良いです…ホソクはBTSとARMYの希望ですね！ピンクシーンも最高です( ；∀；)更新頑張ってください！ (2021年8月24日 23時) (レス) id: 64778f9b39 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美海(ﾐｳ) | 作成日時：2021年8月3日 23時
