幸せはいつか壊れるから ページ47
30分という短い時間にメイク、着替え、歯磨きを済ませてリビングに向かう。
『ごめんなさい！待たせちゃいましたか…！？』
JN「いや、ぴったり出発時間だよ。」
JK「元はと言えば、ナムジュ二ヒョンとユンギヒョンが二人がかりでAをいじめるからですよ！！」
YG「いいだろ。ヨがってたんだから。」
『そ、その話もうやめてください…//』
・
かっこいいなぁ。
撮影中の彼らを遠目で見てそう思う。
見ての通り、私は暇を持て余していた。
この空き時間で何をするか…。
あ、そうだ。
“これ”を書こう。
私はペンを持ち、すらすらと文字を書き連ねた。
そして、それを彼の鞄の中に滑り込ませる。
もちろん口でも言うつもりだが、あの夢を忘れないうちにこうしてしまった方がいいだろう。
おっと。
撮影が終わったみたいね。
『今日もお疲れ様です。皆さんすっごくかっこいいです…。』
JH「照れるねｗｗ」
JK「A、帰ろー！」
いつも通り車に乗り込み、宿舎に向かう。
そして、いつも通り荷物を下ろして中に入る。
…はずだった。
YG「なんだ？」
宿舎の玄関の前、怪しげな黒服の男が立っているのが見えた。
私もメンバーも、なんとなく危険を察する。
『私が行きます。』
もしあれがサセンなら、メンバーは不快に思うだろう。
だから、私が行くべきだ。
NJ「いや、なんだか危ない雰囲気を感じるから、Aちゃんはここで待ってよう。」
あっさりと私の勇気は断ち切られる。
JM「俺、行ってきますね。」
JN「待って。危ないからヒョンも行くよ。」
二人は車を降り、その男性に向かって歩き始めた。
その瞬間、男はこっちを鋭い目つきで睨み、走ってきた。
そして私は見えたんだ。
彼の懐に、輝く鉄の塊があることに。
その瞬間、私は地を蹴り、ジミニオッパとソクジニオッパめがけて猛ダッシュした。
私が二人と男の間に入る瞬間、男は懐からそれを取り出し、前に突き出した。
全てがスローモーションに見え、私はただ必死にその男を受け止めた。
………。
時が止まったようだった。
しかし、男の声によって時が動き始める。
男「…！！」
持っていたナイフを“私から抜き”、後ずさりする男。
私は自分の胸に手を当てた。
生暖かい、そして赤黒い血液が手にべっとりとつき、周りに悲鳴が上がる。
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うた(プロフ) - テスト頑張ってください！って言う私ももうちょっとでテスト( ；∀；)この小説見て、勉強頑張ります！助けてくれたのジミンだったんですね！夢主ちゃん勇気すごい…助かりますように！シリーズ2お疲れ様でした！シリーズ3も頑張ってください！ (2021年8月28日 13時) (
レス) id: 64778f9b39 (このIDを非表示/違反報告)
美海(ﾐｳ)(プロフ) - うたさん» 両親に捨てられたとはいえ、幸せすぎますよね！ｗ こんな人生でありたかった〜！テストまで三週間ですが、今のうちにたくさん更新していきますので、暖かい目で見てやってください…！ (2021年8月28日 5時) (レス) id: d9549dcc9a (このIDを非表示/違反報告)
うた(プロフ) - まさか、メンバー全員が夢主ちゃん好きだったとはwwww夢主ちゃん凄いwジミンとユンギとナムさんヤバいですね(*´-`)pink本当にありがとうございますm(__)m助けてくれた人は誰なのか！？更新頑張ってください！ (2021年8月27日 22時) (レス) id: 64778f9b39 (このIDを非表示/違反報告)
美海(ﾐｳ)(プロフ) - うたさん» 終わりに近づいているのもあって、pinkを増やしていくと思います！！いつも応援していただいてありがとうございます！！ (2021年8月24日 23時) (レス) id: d9549dcc9a (このIDを非表示/違反報告)
うた(プロフ) - 夢主ちゃんを助けてくれた人、誰なんだろう…弟思いのホソクめっちゃ良いです…ホソクはBTSとARMYの希望ですね！ピンクシーンも最高です( ；∀；)更新頑張ってください！ (2021年8月24日 23時) (レス) id: 64778f9b39 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美海(ﾐｳ) | 作成日時：2021年8月3日 23時
