それは突然だった。 ページ35
私はサブマネとしての仕事を終え、メンバー全員で帰路についた。
そして、いつも通り夕食を食べて、くつろぐ。
全てがいつも通りだったはずなのに。
それは突然だった。
部屋に響いたスマホの着信音。
『はい、もしもし』
スマホの奥から聞こえてきたのは、焦った様子のマネオッパの声。
『はい、はい。…え？今からですか？はい、わかりました。』
突然、「今からそっちに行く！絶対にジミンをリビングから出すな！リビングにメンバーを集めておいてくれ！」と。
そのマネオッパの声に、私は嫌な予感がした。
部屋を見渡すと、すでにメンバーは揃っていた。
『あの、皆さん。今からマネオッパが来ます。この部屋から出ないでほしいとのことです。』
NJ「何かあったの？」
『さぁ…。』
あくまで落ち着いた様子で話したはずだ。
しかし、私の表情を伺った彼らは、不安げな顔を見せた。
まるで私の不安が伝わったように…。
やがてマネオッパは到着した。
そして、一つのテーブルを囲んで言われた言葉。
MG「ジミンに…殺害予告が届いた。」
その言葉に全員が息をのんだ。
JM「え、…？」
YG「どういうことですか！！！」
マネオッパはメンバーを落ち着かせながら話すが、当然静まるはずがない。
TH「そんな…！！！」
JK「なんでこんなこと…！」
私も同じように、ただただ震えていた。
そして、9人も人がいるこの部屋が静まり返る。
その中で声を発したのは、
NJ「…僕らでジミナを守ろう。」
目にうっすら涙をためたリーダー。
メンバーはそれぞれの部屋に戻り、自分の頭を整理した。
私は、薄暗い部屋で混乱した頭を必死に制御する。
なんで、どうして？
そして気づけば、ジミニオッパの部屋の前だった。
ノックもせずに、吸い込まれるように中に入る。
そこで目に入ったのは、布団にくるまって震えるその背中だった。
私がドアを開けた音にすらびくりと肩を震わせるその姿を見て、私は胸が張り裂けそうになる。
『オッパ、…っ』
その背中に抱き着き、強く抱きしめた。
JM「A…」
『ジミニオッパ、ジミニオッパ…っ、』
JM「嘘、だよね…。」
私はとにかく必死で彼を抱きしめる。
涙で濡れたその頬を両手で包み、大丈夫だと心で伝える。
私だって怖かったはずだ。
なのに、それなのに。
私は精一杯力を込めて目の前の大切な人を抱きしめた。
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うた(プロフ) - テスト頑張ってください！って言う私ももうちょっとでテスト( ；∀；)この小説見て、勉強頑張ります！助けてくれたのジミンだったんですね！夢主ちゃん勇気すごい…助かりますように！シリーズ2お疲れ様でした！シリーズ3も頑張ってください！ (2021年8月28日 13時) (
レス) id: 64778f9b39 (このIDを非表示/違反報告)
美海(ﾐｳ)(プロフ) - うたさん» 両親に捨てられたとはいえ、幸せすぎますよね！ｗ こんな人生でありたかった〜！テストまで三週間ですが、今のうちにたくさん更新していきますので、暖かい目で見てやってください…！ (2021年8月28日 5時) (レス) id: d9549dcc9a (このIDを非表示/違反報告)
うた(プロフ) - まさか、メンバー全員が夢主ちゃん好きだったとはwwww夢主ちゃん凄いwジミンとユンギとナムさんヤバいですね(*´-`)pink本当にありがとうございますm(__)m助けてくれた人は誰なのか！？更新頑張ってください！ (2021年8月27日 22時) (レス) id: 64778f9b39 (このIDを非表示/違反報告)
美海(ﾐｳ)(プロフ) - うたさん» 終わりに近づいているのもあって、pinkを増やしていくと思います！！いつも応援していただいてありがとうございます！！ (2021年8月24日 23時) (レス) id: d9549dcc9a (このIDを非表示/違反報告)
うた(プロフ) - 夢主ちゃんを助けてくれた人、誰なんだろう…弟思いのホソクめっちゃ良いです…ホソクはBTSとARMYの希望ですね！ピンクシーンも最高です( ；∀；)更新頑張ってください！ (2021年8月24日 23時) (レス) id: 64778f9b39 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美海(ﾐｳ) | 作成日時：2021年8月3日 23時
