家族 ページ25
ー嗅ぎなれた匂いがした。
ー聞きなれた声に呼ばれた。
ー見慣れた部屋に私はいた。
母「A〜。さぁ、今日から一年生よ。早起きしなくちゃ。」
『おかあさん、わたしまだねむいよ…。』
父「昨日まであんなに楽しみにしてたじゃないか。」
母「ふふ、睡眠欲には勝てないのね。」
両親がそんなことを話しているが、私はもう一度眠りの沼に落ちようとしていた。
母「ほらA、始まるわよ。」
大好きな音楽が流れ始め、小学生が好きそうな朝の番組が始まる。
『ん！おきるー！』
ずっと楽しみにしていたのだ。
今日から私は少しお姉さんになる。
昨日までは幼稚園児だった。
心を躍らせて食べる朝ご飯はいつもより美味しく感じた。
父「大丈夫？途中まで一緒に行ってやろうか？何なら学校まで…！」
母「お父さん。過保護すぎよ。それに、仕事に行かなきゃいけないでしょう？」
父「うっ…そうだよな。でも、変な人について言っちゃだめだぞ？いじめられたらすぐ言うんだぞ？」
母「お父さん…(失笑)」
私は「えっ、がっこうっていじめられるの…？」と思ったのである…。
『だいじょーぶだよ！わたし、つよいもん！』
母「ふふ。そうね。ほら、時間よ。」
『うん！おとうさん、おかあさん、いってきます！』
母・父「いってらっしゃい。」
初めての学校はとても楽しかった。
友達もできた。
先生が優しかった。
幸せだった。
幸せがずっと続くと
思っていた。
〜十二月〜
冬を感じさせる冬の風に敏感になったころ。
父「なぁ、A。遊園地に行かないか？」
『ゆうえんち？』
うちは両親ともに働いていて、二人の休みが重なることは滅多になかった。
母「そうよ。久しぶりに。どう？」
『いきたい！いきたい！』
父「じゃあ、今日行こう。」
『きょう？』
母「お父さんとお母さんね、今日休みなのよ。」
『そうなの？じゃあじゅんびするね！』
久しぶりの家族とのお出かけに心を躍らせる私は、気づかなかったのだ。
家族と過ごす時間の終わりが近づいていることに。
三人は車に乗り込み、少し遠い遊園地に向かった。
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うた(プロフ) - テスト頑張ってください！って言う私ももうちょっとでテスト( ；∀；)この小説見て、勉強頑張ります！助けてくれたのジミンだったんですね！夢主ちゃん勇気すごい…助かりますように！シリーズ2お疲れ様でした！シリーズ3も頑張ってください！ (2021年8月28日 13時) (
レス) id: 64778f9b39 (このIDを非表示/違反報告)
美海(ﾐｳ)(プロフ) - うたさん» 両親に捨てられたとはいえ、幸せすぎますよね！ｗ こんな人生でありたかった〜！テストまで三週間ですが、今のうちにたくさん更新していきますので、暖かい目で見てやってください…！ (2021年8月28日 5時) (レス) id: d9549dcc9a (このIDを非表示/違反報告)
うた(プロフ) - まさか、メンバー全員が夢主ちゃん好きだったとはwwww夢主ちゃん凄いwジミンとユンギとナムさんヤバいですね(*´-`)pink本当にありがとうございますm(__)m助けてくれた人は誰なのか！？更新頑張ってください！ (2021年8月27日 22時) (レス) id: 64778f9b39 (このIDを非表示/違反報告)
美海(ﾐｳ)(プロフ) - うたさん» 終わりに近づいているのもあって、pinkを増やしていくと思います！！いつも応援していただいてありがとうございます！！ (2021年8月24日 23時) (レス) id: d9549dcc9a (このIDを非表示/違反報告)
うた(プロフ) - 夢主ちゃんを助けてくれた人、誰なんだろう…弟思いのホソクめっちゃ良いです…ホソクはBTSとARMYの希望ですね！ピンクシーンも最高です( ；∀；)更新頑張ってください！ (2021年8月24日 23時) (レス) id: 64778f9b39 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美海(ﾐｳ) | 作成日時：2021年8月3日 23時
