王道 ページ39
まず向かったのは、水族館。
結構大きめで、私の胸は躍るばかり。
『水族館って、王道って感じでいいですね〜。』
中へ入ると、人目を引く大きな水槽。
その空間は一面青で覆われており、まるで宝石のように輝いていた。
『わ、見てください！ニモがいますよ！』
YG「ニモ…？あぁ、クマノミか。」
鮮やかな色と可愛い目。
癒しだぁ…。
YG「このあとイルカショーがあるみたいだな。」
『イルカ‼見たいです！』
私はこう言った生き物が大好きで、小さいころは水族館はよく連れて行ってもらったな。
…お母さんとお父さんに…。
YG「A？どうした。」
『え？あぁ、いえ。それより、行きましょ！イルカショーはあっちのフロアみたいですね。』
ダメダメ。
今は彼と出かけてるの。
人気アイドルの数少ない貴重な時間を私なんかのために使ってもらってるんだから、気を遣わせちゃダメよ。
私は歪む顔を隠すようにユンギオッパに背を向け、腕を引いて歩いた。
YG「っふｗ」
ふと後ろから笑い声が聞こえて振り向くと、
YG「そんな腕引いて歩かなくても、時間あるだろｗ子供みたいだな？」
『っ…！そういうユンギオッパこそ、素直になれなくて手料理食べないとか、子供ですよ！』
YG「そ、その話はよせ…」
あ、ユンギオッパの顔が赤くなった。
ほんのりだけど、最近彼らの体調を伺いながら生活してる(マネージャーさんに体調管理を頼まれたから)私はその変化に気付いた。
白い肌だから余計目立っちゃってる。
可愛い…。
YG「何見てんだ。行くぞ。」
今度は私が手を引かれる側に。
顔隠そうとしてるのもバレバレですよ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1431人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あいはなちゃん(プロフ) - 美海(ﾐｳ)さん» 一瞬え、わざと？途中注文変えたシーンあった？？って5回くらい読み返してました(笑) (2021年8月3日 21時) (
レス) id: 6cde5ecf67 (このIDを非表示/違反報告)
美海(ﾐｳ)(プロフ) - あいはなちゃんさん» ちょっwwとwwwwすみませんwwwwカルボナーラに直しておきますwww教えて下さり、ありがとうございます!! (2021年8月2日 21時) (レス) id: daf6e76b56 (このIDを非表示/違反報告)
あいはなちゃん(プロフ) - カルボナーラ頼んでるのに来たのはバジルパスタ… (2021年8月2日 20時) (レス) id: 6cde5ecf67 (このIDを非表示/違反報告)
美海(ﾐｳ)(プロフ) - ジンペンさん» いえいえ！気にしないでください！！ (2021年7月30日 20時) (レス) id: daf6e76b56 (このIDを非表示/違反報告)
ジンペン(プロフ) - 美海(ﾐｳ)さん» そうだったんですね……！なんかスイマセン…。 (2021年7月30日 19時) (レス) id: 243e188d0e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：美海(ﾐｳ) | 作成日時：2021年7月25日 23時
