トップアイドルの裏の顔に触れてしまった。【BTS】

ジョングクさん…。 ページ23

お風呂から上がり、マネージャーさんが作ってくださった私の部屋(なんて言うのは恐縮だけど)に戻り、服を着る。



推しのやさしさ、暖かさに触れてから心臓がバクバクしてる・・・。



余韻に浸っていると



ガチャ



JK「俺の部屋。」



バタン



『………？？？？？？？？？』



いや、言葉足らずにもほどがあるだろ。



多分、「このあと俺の部屋来いよ。抱く」って意味なんだろうな。



え、待って、あんなことしておいて抱く？



ふぁ？



いや、まぁ、いいけど・・・良くないけど・・・。



私は身だしなみを整え、ゆっくり深呼吸した。



よし。



思い切ってジョングクさんの部屋の扉を開く。



JK「…。」



『…。』



ええぇぇぇ何か言ってよぉぉぉぉぉ



気まずい気まずい。



JK「こっち。」



『あ、はい…。』



私は言われるがままにベッドに座る。



JK「さっき、悪かった。」



『え、？』



突然の謝罪、しかも彼の口から。



私は驚き、唖然とした。



JK「で、でも…俺はお前のこと認めたわけじゃないし、でも、その、捨てるのは、違った。」



えやだなに可愛い←



素直になりきれてない感じやばい。



『全然大丈夫ですよ。私も、ごめんなさい。』



JK「？」



『サセンって思われても仕方ないですよね。あの、ジョングクさんが言うなら、私、いつでも出て行きますから。』



JK「…あっそ。」



彼は冷たいままだったけど、私はちゃんとわかる。



本当は反省してるって。



だってファンだもん。



JK「仲直り、する？」



『ふふ、抱きたいだけでしょ？』



そう言って両手を広げたものなら、「生意気。」と言って私に食いつくのでした。



彼は思っていたよりも優しかった。



『んっ、ぅ…待っ、ぅあっ///』



JK「声、え ろすぎ…///ジミニヒョンの言ってた意味が分かったわ…っ」



ジョングクさん、私を少しは認めてくれましたか？

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