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解散、 ページ46

午後は、Aが寝てしまったこともあってか、勉強も進まず集中の欠けらも無いアホを途中まで教えていた夜久だったが、ついにはキレだしたので今はもう殆どが勉強をせず遊んでいた


黒「もっかい言うが来週のテスト、赤点取ったら合宿行けないからな」


そういう黒尾に、わかりやすくがっかりと肩を落とし青ざめる灰羽、そして、ギクッとする犬岡、なぜか手を合わせて拝み出す山本

しかし、



手には、遊んでいる最中であろうトランプが数枚、



黒「てめえら、アホか」

夜「いや、アホだろ」

海「ちゃんと勉強するんだぞ」



海からの暖かい言葉に、叫ぶように返事をする3人は、調子を取り戻し、トランプを、


山「うおぉぉぉぉ!!次は大富豪だー!!!」

灰「うっす!!!」

犬「負けないっすっ!!!」



黒、夜「、、、、はぁ」


また盛り上がり出したアホ3人に、3年たちは頭を抱えていた




その横では、黙々とゲームをする研磨、そして福永とどこから見つけたのかクロスワードやら、数独やら間違い探しやらをする芝山、


黒「勉強してると思った俺が馬鹿だったわ」

夜「こっちは考えてなかった」

海「すまん、勉強してると思ってた」



黙々となにかしていたため、勉強だろうと思っていたが、まったくそうでは無かったことに今気づいた3年たち、




「ん、、おはよ」

黒「うお、」



1、2年の自由さに不安が増していた黒尾であったが、そちらに頭が行き過ぎて、後ろから聞こえる小さな足音に気付かず、

気づいた頃には、黒尾の腰周りに回された細い腕
そして、子供体温のように暖かいその体


夜「あ、おはよ」

海「おはよう、きつね」


黒「やっと起きたか、きつねちゃん」

「んーー」



ぎゅうーっと抱きつき黒尾の匂いを確かめるように擦り寄っている







黒「きつねーー、そろそろ離れません?」


いまだ、その体勢のまま数10分
黒尾が動く時には半分引きずられるように抱きついたままのA
最初はとくに気にしていなかった黒尾も、離れようとしないAをついにそう言った


「んー、」

黒「んー、じゃありません」


Aの頭を優しく撫でながら、そう言い黒尾
無理やり離させるようなことはしないらしい、


夜「黒尾、俺らそろそろ帰るわ」


トランプを取り上げながらそう言う夜久、
他のメンバーもしぶしぶ片付けを始めている


黒「おー」

孤「クロ、俺らは」

黒「きつねも離れねえし、しばらく居るか」

孤「うん」

夜、→←お昼、



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シオ(プロフ) - ここっとさん» 初コメありがとうございます!!頑張ります!!! (2017年3月23日 23時) (レス) id: 7cf7f43f28 (このIDを非表示/違反報告)
ここっと(プロフ) - きつねさんかわいいです!クロに甘えてるところなんかもう…やばいです(語彙力無くてすいません…)更新楽しみにしてます!がんばってください (2017年3月23日 17時) (レス) id: fbaff93bcc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シオ | 作成日時:2017年2月16日 19時

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