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教室、 ページ16

部室から出てぞろぞろと歩いている部員達


「おーい、虎 おれ何組ーー」

山「やっと、俺に会話をぉぉぉお」


スルーされたことを引きづっていたのだろう山本がAからの問をスルーし嬉し涙を浮かべその場に崩れ落ちた

黒「山本 そんなとこで崩れんな!邪魔だろーが!」

げしっと山本の背中を叩き、復活した山本が謝りながらもAにむかって走ってくる

「山本に聞いたおれがばかだった」

心底公開しながら背後に迫ってきているのであろう山本を避けようと身構え、華麗に避けた


「ふっ山本のあほーーーーう」


玄関の方へ突っ込んでしまった山本を夜久が叱りに走っていったのを見ながらそうつぶやくAの元へ

孤「Aは2年1組 ちなみに山本と同じクラス」

黒「どんまい」

ぽんっと肩に1度手を置き、そのまま玄関に向かっていった黒尾とその後を歩く孤爪

海「山本も今まで待ってたんだ、嬉しいんだよ」

「それはうれしいですけど、男に抱きつかれんのは いやーーー」

海「まぁ、うまく付き合って」

苦笑いでさっさっと歩いていった海の後ろ姿を眺めながら

「まぁ、おれサボるけど」


うまく付き合ってやるよと思いながらそう言い、一年ぶりの玄関に入っていった









________教室

「虎、おまえおれと一緒なのになんでおいてったんだよーーーー」

山「すまん!忘れてた!」

土下座でもしそうな勢いで謝られ許せざる負えないため仕方なく許したが

「おれの、苦労」

そう、1年たち二年の教室など記憶にも危ういその脳内地図でふらふらとやっと教室についたAは山本に教えられた自分の席のどかっと座り机に倒れ込む

山「あ、そろそろ始まるから起きといた方がいいぞーー」

「あーい..」

うとうとと沈んでくる瞼を無理やりあげながら山本の話を聞く

山「言っとくがな、担任は美女だ!!!」

ドヤ顔で言う山本に対し、そこまで興味の無いAは適当に返事を返しながら、ぱちぱちとまだ誰も座っていない席の背もたれを指先で叩く

山「厳し_____」

担任説明をまだうんぬんと続ける山本の話は子守唄のように聞こえるAはその耐えていた睡魔についに負け、眠りの世界へと入っていってしまった


山「____」

それに気づかぬ山本はペラペラと話し続けていた

先生、→←.



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シオ(プロフ) - ここっとさん» 初コメありがとうございます!!頑張ります!!! (2017年3月23日 23時) (レス) id: 7cf7f43f28 (このIDを非表示/違反報告)
ここっと(プロフ) - きつねさんかわいいです!クロに甘えてるところなんかもう…やばいです(語彙力無くてすいません…)更新楽しみにしてます!がんばってください (2017年3月23日 17時) (レス) id: fbaff93bcc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シオ | 作成日時:2017年2月16日 19時

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