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“ユナ”と呼ばれた瞬間、今までみてきた夢の全てがつながった。

私の名前はユナ。
そして彼はシヌ。

ソヌに相談しようと思っていた事や夢の事を伝えないとと話し始めたら自分が死んだ感覚が甦ってきて苦しくなった。

SN「わかった! もういいよ。大丈夫。お前はユナなんかじゃないだろ、Aなんだから! なっ?だから、もう忘れろ!」

YG「ユナは俺を… シウをかばって銃で撃たれて死んだ。俺の腕の中で… 息絶えた…」

“シウは無事だったんだ”

ソヌにかけられた言葉よりユンギさんの言葉に心が救われた気がした。

JM 「ヌナ、大丈夫?」

ソヌの腕の中で息を整えた。

SN 「無理すんなよ…」

腕の中から抜け出そうとする私を心配そうに覗き込んでくるソヌに無理やり笑いかけた。

 「私は… ずっと夢に苦しんできたの。だからこそ、この夢をみる意味を知りたい。ユンギさんの話を聞けば何かわかるかもしれない。」

わかったところで何も変わらず、夢で苦しんできた以上に苦しいことがあるかもしれない…

でも、このままなのは嫌だ。

少しでも変わる可能性があるなら。

そう思い、ユンギさんに向き合った。

 「ユンギさん、2人の夢の話、合わせてみたいんです。お願いできますか?」

ユンギさんはしっかりと私の目をみて言ってくれた。

YG 「俺からも頼む。あれが本当にただの夢なのか、そうじゃないとしたらなんなのか、俺も知りたい。」

なんだか安心して…

見つめ合ったまま2人とも微笑んでいた。

TH「なんか… スゴいね… 」

興奮したように呟くテヒョン君を見ると綺麗な目がキラキラしていた。

JM「ヌナ、もう大丈夫?」

やっぱり心配そうに聞いてくるジミン君に笑顔でうなずいた。

MG「信じられないような話だけど、ユンギもAさんも冗談でこんなこと言うわけないし…これからはこの話をする時間もスケジュール組まないとだな。」

JIN「2人の話だけど、皆で考えていこう。色々な見方をした方が何かわかるかもだしね!」

RM「ヒョンの言う通りだと思います。ずっと一緒にいた僕たちやソヌさんが気づくこともあるかもしれませんから。」

JH「僕たちが出会ったことにも意味があるかもしれないしね。」

SN「俺は… 正直言うと、そんな夢忘れてしまえばいいと思う。でも…できることはするよ。」

 「ありがとう。」

JK「ねぇ… お腹減らない?」

ジョングク君の遠慮がちな声が皆を笑顔にしてくれた。

YG→←JH



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作者名:はは | 作成日時:2023年8月14日 15時

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