検索窓
今日:15 hit、昨日:7 hit、合計:20,862 hit

YG ページ3

JIN「ユンギヤ、お〜い、ユンギ!起きて!」

眠い… 昨日は作業がはかどって、気づいたら日の出を迎えていた。

曲も、歌詞もどうしてまとめて湧いてくるんだ?

全く浮かばない時もあるのに、もっと分割して欲しいもんだ。

あまりの眠たさに作業室で仮眠を取ることにした。

ヒョンに言っておいたから起こしに来てくれたのは嬉しいんだけど、起こし方が激しい…

シュキのクッションでバシバシ叩いてくる。

 「う〜ん… ヒョン、もう少し寝て…」

JIN「ヤーッ!ヒョンが起こしてるのに、起きなきゃダメだろ!」

 「わかりました…」

体を起こしながら考える… なんかいい夢見てたんだよな…

JIN「どんな夢見てたの?寝ながらニコニコしてたから起こしづらかったよ〜」

起こしづらかった?のわりには容赦なく叩かれたんだけど…

 「夢って起きたら忘れてません?思い出せないんすよ。」

本当に思い出せないんだよなぁ…

なんだか、思い出さなきゃいけない気がするんだけど。

JIN「ユンギってさ、よく夢見るよね。」

 「そうですか?」

JIN「ユンギの寝顔を1番見てる、永遠のルームメートが言うんだから間違いないよ。」

 「寝顔って… 見ないでくださいよ。てか、夢見てるってなんでわかるんですか?」

JIN「寝てるユンギは表情豊かなんだよ、寝言も言うし。」

 「マジっすか? 寝言はやばいなぁ… どんな事言ってました?」

JIN「う〜ん、よく覚えてないし、はっきり聞き取れない時もあるからなぁ…」

変なこと言ってなければいいけど…

JIN「そういえば、1回だけすごいはっきり言った寝言があった。」

 「なんて?」

JIN『絶対探すから』

 「さがす?」

JIN「そう、『絶対探すから』って、何か大切なもの失くしたのかなって思ったけど、起きたユンギに聞いても何も失くしてないって言ってたよ。」

俺は何を探そうとしてたんだろう?

今さら考えてもわかるはずないよな。



今日は新曲のレコーディング。

カムバに向けてこれからダンスレッスンも始まり、寝る暇もなく、夢を見ることもなくなるだろう。

レコーディングスタジオに向かえばメンバーが待っていた。

RM「少しは休めましたか?」

JH「グッモーニーン!」

JM「本当は夜寝たほうが体のためですよ。」

TH「僕が子守唄歌ってあげますよ〜」

JK「お腹空いてませんか?お菓子ならありますよ?」

信じ合えるメンバーとの充実した日々なのに、満たされない気がするのはどうしてだろう…

私→←私



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (72 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
298人がお気に入り
設定タグ:BTS , 防弾少年団 , ユンギ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:はは | 作成日時:2023年8月14日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。