JH ページ9
わかりやすすぎるヒョンとマンネ。
同じ人を好きになった瞬間から同じように幸せにはなれないのはわかってる。
報われない想いも、自分だけ幸せになる後ろめたさも、辛い気持ちに変わりはないけど、2人ならきっとそれぞれが幸せな到着点を見つけられると思うんだ。
2人の行く道を照らせるように… 僕には何ができるかな…
YG「おい、難しい顔して何考えてんだ？」
真顔になっていたらしくユンギヒョンにつつかれた。
JH「いや… ただね、皆が幸せに過ごせるといいなって思ってたんですよ。」
フッと口角を上げ、ユンギヒョンが「大丈夫だろ」と言ってキッチンに目を移した。
JIN「ヤ〜、ウリマンネが料理も上手なのは、ヒョンを見て育ったからだね！」
JK「独学です！ド.ク.ガ.ク！ヒョンみたいに何にでもごま油入れてません！」
JIN「何でそんなこと言うの？ヒョン、寂しいよ… ヌナ、グクが反抗期みたいだ…」
A「2人とも笑わせないでよ！ 火の近くでふざけると危ないからね！」
そこには笑いながら料理をする３人の姿があって… 家族みたいだった。
ユンギヒョンと僕の視線を追ってキッチンを見たナムジュンが微笑みながら言った言葉が心に残った。
RM「幸せってこういう何気ない瞬間かもしれないね。」
そうだな、何かしないといけないとかじゃなくて、今を大切にすれば皆の幸せに繋がっていくのかもしれない…
JIN「ヌナ直伝鍋焼きうどん、できたよ〜！」
JK「味見したけど超うまいよ！」
A「味見？どんぶり一杯食べてたけど？」
JK「あれは味見だよ。今から皆と一緒に食べるんだ！」
JM「うわ〜！美味しそう！」
TH「日本のうどん！好き！」
RM「日本のホテルのルームサービスでうどんを頼んで食べました。」
YG「お〜！野菜多めで体にも良さそうだな。」
ジンヒョンも、グクも、ヌナも笑っていて、皆で鍋を囲んでうどんを食べる。
それだけなのに泣きたくなるほど幸せだった。
JH「本当に、美味しいね。温かいもの食べると鼻水出ちゃうよ。」
こみ上げる思いをうどんのせいにしたら隣からジミンが笑顔でティッシュを差し出してくれた。
A「鍋焼きうどんってね、本当は小さい鍋で作って一人ずつで食べるの。でも、大きな鍋で作って皆で食べるのもいいよね！」
JIN「僕たちは家族みたいなものだから、ひとつのものを分け合うのもいいね！」
JK「家族みたいじゃなくて家族になりたいんじゃないの？」
無邪気な感じのグクの声に皆の箸が止まった。
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はは(プロフ) - Suzuさん» コメントありがとうございます！私の前作『オンマがヌナ』ではジン君が本当に切なく終わらせてしまったので… 今作では幸せになって欲しいと思っています。が… 気まぐれに書いていますのでどうなるか… 最後まで一緒に楽しんでいただければ嬉しいです。 (5月20日 19時) (
レス) id: 8c6d19cddf (このIDを非表示/違反報告)
Suzu(プロフ) - ヒロインちゃんとジンくん！！切なすぎて泣いてます😭✨２人とも幸せになってぇぇぇ😭😭😭← (5月20日 14時) (レス) id: 12686616a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はは | 作成日時：2023年2月2日 20時
