私 ページ7
初めてのツーショット…
ジンさんが腕を回した肩がこそばゆい。
A「写真、私にも送ってね。」
JIN「了解。これ、着てみて。ちょっと大きいと思うけど。」
ジンさんはそう言うと部屋を出ていった。
ジンさんの部屋に1人になって、今さらながら緊張してきた。
モノトーンでおしゃれなんだけどぬいぐるみとか置いてあって可愛い。
カッコいいけど、可愛いってジンさんみたいなお部屋だな。
この部屋で着替えることが恥ずかしい、パッと着替えてしまおう！
そう思って着替えたけど…
あまりのブカブカ具合におかしくなってきた。
A「これ、正解？おかしいんだけど！」
笑いながらドアを開けると廊下で待っていてくれたジンさんが一瞬固まった… と思ったら、私から目をそらすように下を向きながらすごい早口で「大丈夫、大丈夫、少し大きいだけだから袖をまくって、パンツの裾も折って、料理するからエプロンつければいいし、うん、大丈夫！」そう言いながら袖をまくってくれてる。
なぜかすごく真っ赤になってる…
A「顔が真っ赤だけど大丈夫？熱でもある？」
心配になって袖からやっと出た両手でジンさんの頬を包むように体温を確認する。
頬っぺた柔らかいな… 熱は無さそうだな… 位しか考えてなかった。
びっくりしたように見開いたジンさんの目と目が合って、自分がした行動を後悔した。
「「 … 」」
A「ね、熱は無さそう！」
慌てて手を離した。
JIN「だ、大丈夫だよ！ ちょっとヌナが… か、可愛すぎて… 」
さっきまで私の手があった頬を自分の両手で押さえながらそんなことを言ってくれるジンさんは私よりもよっぽど乙女みたいで、こっちまで恥ずかしくなった。
JK「何してるの？皆待ってるよ！ぼくはもう待てない！」
廊下であたふたする私たちにグクが声をかけてきた。
グクが来てくれて良かったと思いながら「すぐに作るから！」と返事をする。
JK「ヒョン、これはヤバイね…」
グクも私を見てくりくりお目目をさらに丸くした。
何がヤバイのかわからない私にジンさんは慌ててエプロンをつけてくれた。
袖をまくってもらったり、エプロンをつけてもらったり、ジンさんの子供になったみたい。
JIN「これで良し！ ヌナ、一緒に作ろうね！」
私のは胸あてのあるエプロンで、ジンさんのは腰だけの黒いサロンエプロン。
やっぱりカッコいい。
遅い時間だから温かいウドンを作ることにして、キッチンに2人で立つと心が温かくなった。
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はは(プロフ) - Suzuさん» コメントありがとうございます！私の前作『オンマがヌナ』ではジン君が本当に切なく終わらせてしまったので… 今作では幸せになって欲しいと思っています。が… 気まぐれに書いていますのでどうなるか… 最後まで一緒に楽しんでいただければ嬉しいです。 (5月20日 19時) (
レス) id: 8c6d19cddf (このIDを非表示/違反報告)
Suzu(プロフ) - ヒロインちゃんとジンくん！！切なすぎて泣いてます😭✨２人とも幸せになってぇぇぇ😭😭😭← (5月20日 14時) (レス) id: 12686616a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はは | 作成日時：2023年2月2日 20時
