JIN ページ15
ヌナの家に早く行けるようにメンバーが気を使っているのがわかる。
いつでもこれだけ集中していればオフも増えるんじゃないかな…
あとはメイクをなおして個人撮影
JK「ジンヒョンを一番にしてください!」
大きな声でグクが言った。
MK「なに?これから予定があるの?」
メイクヌナの声に「ちょっとね」と答える。
MK「ふ〜ん、そういえば、Aさん、超綺麗じゃなかった?大人の女だけど可愛くて。私たちの腕の良さもあるけど!」
あの日のヌナを思い出していると「にやけてるわよ!」と笑われた…
撮影が終わると
JM「早く!用意して!」
TH「待たせたらダメだよ。」
RM「ヒョン!ファイティン!」
YG「次のデザート、プリンって言っといて。」
JH「また僕たちもお店行こうね!」
JK「しっかり話してきて下さいよ!」
皆に急かされ、励まされ…
『縁』についたのは約束よりも早い21時前だった。
車の中から見ているとお客さんが出てきて、お店の電気が暗くなった。
すぐヌナに電話する。
A「もしもし」
JIN「早く着いたんだけど入ってもいい?」
A「少し片付けるけど、良ければどうぞ!」
車を停めると店内へ、「いらっしゃい!」と言うヌナの笑顔を見るだけで仕事の疲れも吹き飛ぶ。
JIN「手伝うよ。バイト代は今日の賄いで!」
A「疲れてるのに、ごめんね。」
JIN「"ごめんね"じゃなくて"ありがとう"がいいな。それに、美味しいご飯食べる気満々だから!よろしくね!」
テーブルを拭いて、食器を洗って… "いつも1人でしてるんだな"ってヌナのことを思った。
片付けを済ませると"豚丼"を作ってもらって食べた。
JIN「美味しかった!ごちそうさま。」
A「お茶はうちで飲む?」
僕が救われた、あの日以来初めてのヌナの家、やっぱりなんだか落ち着く。
リビングのソファーに座ると意を決して話し始めた。
JIN「ヌナに聞いてほしいことがあるんだ。」
ヌナはラグに座って僕を見上げるようして聞いている。
JIN「この前、ヌナの家族になりたいって言ったのは… ずっとヌナの隣にいて守りたいってことで、それは… ヌナのことが好きだから。ううん、違う。愛してるから。」
ヌナは僕の言葉を聞いて、少し涙ぐんでいるように見えた。
僕もラグに座るとヌナの手を握って言った。
JIN「僕の恋人になってくれませんか?」
ヌナの目から綺麗に涙がこぼれ落ちて…
A「私もジンさんが好き。」
ヌナの呟くような声に喜びが溢れて抱き締めた。
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はは(プロフ) - Suzuさん» コメントありがとうございます!私の前作『オンマがヌナ』ではジン君が本当に切なく終わらせてしまったので… 今作では幸せになって欲しいと思っています。が… 気まぐれに書いていますのでどうなるか… 最後まで一緒に楽しんでいただければ嬉しいです。 (5月20日 19時) (レス) id: 8c6d19cddf (このIDを非表示/違反報告)
Suzu(プロフ) - ヒロインちゃんとジンくん!!切なすぎて泣いてます😭✨2人とも幸せになってぇぇぇ😭😭😭← (5月20日 14時) (レス) id: 12686616a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はは | 作成日時:2023年2月2日 20時