【шrшrd】主役は明日も愛し合う。 (ページ2)

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【grtn】勝負ページ2

初手このcpです&この2人付き合ってます
⚠軍パロ注意です！
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赤色Side

gr「なぁ、トントン。」
tn「………」
gr「なぁ。」
tn「………」
gr「俺が悪かったから話聞いてや…」

執拗いくらい話しかけてくるグルさんを無視する俺。
理由は明解。三日連続で仕事サボったから。以上。

華麗に無視を続け、総統室の用事も済んだため部屋から出ようとすると。

どんっ、と真横で音がした。
瞬時に壁ドンされた事を悟った。

グルさんは俺を少し見上げ(自分の方が身長高いから)いつもより低い声で囁いた。

gr「なぁ……

ゲームをしないか？」
tn「…………は？」
gr「喋ってきた方の負け。
負けた人は勝った人の言うことを聞く。どうだ？」

喋ってきた方の負け？喋りかけるな、ってこと？
取り敢えず、勝ったら良いのか。

tn「…受けて立とうじゃねぇか」
gr「じゃあ今日からこの勝負開始な。会議とか以外全部話しかけちゃダメだゾ」

この勝負勝ったな。
勝利を確信したが、顔に出さずに頷き総統室から出た。

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あれから１週間。
すっかり話さない生活にも慣れてきた。…が。

…正直に言うと寂しい。
もっと話したいし、一緒にいたい。

でもそんな理由で話すのも嫌だし絶対ニヤニヤするし変な命令飛んでくるに違いない。
話したいけど話してやるもんか。

そんなある日。
グルさんがぁぁ…大先生と楽しそうに話してる現場を目撃してしまった。
僕と話してる時よりも楽しそうだな、と思うほどだった。

僕の心の中になんかモヤモヤが出来た。

しかもその後。
今度はシッマと話していて少し話し声が聞こえた。

gr「……だ、いや本当に大先生は居て楽しいし、____…好きなんだよな______」
kn「いやホンマに___」

悲しくなった。
もしかしたら僕は片思いだったのかもしれない。
彼は優しいから自分の想いを隠して付き合ってくれたのかもしれない。

それなら________僕は最低だ。

溢れ出そうな涙を必死に堪え、僕は自室に駆け込んだ