The eighth member (3) (ページ5)

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訪問③ ページ5

赤「とりあえず時間ないしフレーズ出してって繋げてやな。」

「わかりました、隊長！」

赤「言い出しっぺAやん。」

「曲作りならすばくんのがしてるやん。俺ほぼしてないし。」

赤「まぁそれもそうか。」

一生懸命紙に言葉を並べていく
数十分もすれば出し切って、ペンのスピードも遅くなる
お互いの出た言葉を、あーでもないこーでもない言いながら繋げては消しての繰り返し

赤「結局どーしたいねん、Aは！そんなんじゃわからんねん。」

「クリスマスもやねんけど、クリスマスパーティーのことも絡めてパーティーの途中で発表したくなった！だから…。」

赤「それならはよ言えや。方向性ちょっと変わるやんけ。それも言わんと、ちゃうねんばっかり言われてもわかるかボケ。」

「んー。ごめん。言葉足らずやな。」

赤「別に怒ってへんから。ただ、ちゃうねんで済ますな。作るからには引っ掛かりはちゃんと言葉にして伝えろ。」

「うん。ごめん。」

作詞の段階で、曖昧に否定するAについ声を荒らげてしまった
あからさまにAがシュンとしてしまって、言い過ぎたかと思ったけど作るからには中途半端なもんは作りたないねん

赤「歌詞、こんな感じでええんちゃうか？あとは曲つけてって言葉ちょっと変えてってってしてこか。」

ある程度まとまったから次はそこにメロディをつけてく