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そんな会話をしているうちに会場へ到着
車からすぐに降りようとした私はジンくんによって止められる
メンバーとマネオッパが真剣に話をしている
JN「Aこれ被って
それとこれとこれ」
「え？」
ジンくんが手渡してきたのは帽子とマスクと伊達眼鏡
そう言えばいつものくせで何もしてこなかった
MN「用意しといて良かったよ
本当はグラサンの方が良いんだけどな」
「そんなにですか·····」
NJ「予想以上にマスコミの数が多い···苦笑
まだAの顔を出すわけにはいかないしね」
「·····なるほど」
私は言われた通りに全てのアイテムを装着
皆んなから降りたときの注意事項を延々と聞かされた
私は今から戦場にでも行くのだろうか？
皆んなの真剣な表情にそんなこと聞けるはずもなく
バンは関係者入口に横付けされた
ｻﾞﾜ···
車を出ると一斉に騒ぎ出したマスコミ関係者
ずっと下を向いている私にはフラッシュの光や飛び交う質問しかわからなくて
メンバーとマネオッパやスタッフさんに守られるように囲まれた私はちょっと怖くなって
思わずすぐ隣に歩いてるグクの服を掴んでしまった
けどグクは優しく微笑んで「大丈夫だ」って言って肩を掴んでくれた
より一層強くなるフラッシュの光に耐えながらようやく入れた会場
本当に戦場みたいでどっと疲れた
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作者名：ぷ
| 作成日時：2020年7月13日 2時
