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·
ギュウ···抱
「っ···」
ゆっくりAの身体を包み込んだ
規則正しく彼女の背中を優しく撫でる
Aの香りが鼻を掠めて凄く胸が苦しくなった
JK「よく頑張ったね
ひとりで心細かっただろうに···よく勇気を出してソウルへ行ったね?」
「っ···」
JK「俺を受け入れてくれてありがとう
Aのスペースに入れてくれてありがとう」
「·····っ·····グクっ···」
JK「っ·····」
聞きたかったAのグク
あぁやっぱり彼女のグクは特別だ
JK「ん
泣いていいよ···いっぱい泣きな」
「·····っ·····本当はね凄く怖かった」
JK「ん」
「けどオンマたちもオンニまでも私に気を使ってるのがわかってっ···っ·····
このままじゃいけないって···っ」
JK「ん」
「だから怖かったけどここを出たのっ···っ·····
迷惑ばかりかけたくない···っ·····
心配かけたくないって···っ···」
JK「うんっ···」
「薬も減ったしっ···調子良かったから治ったと思ったのにっ···
まだ全然ダメだったみたい···っ···」
JK「っ···」
ポタポタと落ちるAの涙は俺の首を濡らしていく
気づいたら···Aの頭も濡れていた
あぁ俺泣いてるんだ
だってこんなのさっ···
あまりにもAが可哀想だ
「グクまで泣くことないのに···っ···」
JK「大丈夫···っ···絶対良くなる
···俺が傍に居るから···っ···
今度は絶対守るから···っ···」
「グク···?」
JK「A···あの時の後悔を取り戻させて」
「え?」
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ぷ(プロフ) - アヤさん» 初めまして。コメントありがとうございます。本気で悩んでる人からしたらこういうお話は不快ではないかと思っていたのですがそう言っていただけて安心しました。〇〇恐怖症ってご本人にしかその辛さはわからないですよね。アヤさんが素敵な人に出会えますように。 (2021年5月29日 1時) (レス) id: 24cea0ce98 (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - 初めまして。私は初めてぷーさんの作品を読んだ時本当に素敵だなて思いました!実は私も男性恐怖症なんですよ。読んだら偶然にも男性恐怖症の物語だと知ってこんな恋愛物語本当に素敵だなて思いました。私もいつかいい人に巡り会えたらいいなって思ってるんです!笑 (2021年5月28日 14時) (レス) id: 06d406f92c (このIDを非表示/違反報告)
ぷ(プロフ) - にいなさん» コメントありがとうございます!前向きに検討させていただきますね! (2021年5月15日 21時) (レス) id: 24cea0ce98 (このIDを非表示/違反報告)
にいな - 私も続編よみたいです!これからも頑張ってください (2021年5月15日 21時) (レス) id: 22ab4a6635 (このIDを非表示/違反報告)
ぷ(プロフ) - みくさん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです。続編に関しましては今のところ予定はありませんが、声が多ければ前向きに検討させていただきます。貴重なご意見ありがとうございます。 (2021年5月10日 14時) (レス) id: 24cea0ce98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぷ | 作成日時:2021年5月9日 14時