幼馴染(仮)〜JK〜

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『こっちに帰ってきてたの』


「さっき着いたんです」


『相変わらず可愛いわねぇ！』


「ふふ···オンニもいつまでも綺麗ですよ」


『お世辞まで言えるようになったのね···笑
いつまでこっちに居るの？』


「来週までは居ます
連休と有給のコンボです」


『そう···それはいいわね
時間あったらお茶でも飲みに来なさいね
うちのアッパも会いたがるはずだし』


「もちろんです！
オンマに買い物頼まれたから行ってきます」


『大丈夫？ついて行こうか？』


「ふふ···オンニもオンマも心配性···笑
大丈夫です···じゃあこれで」






見えなくなるまで手を振ってくれるこの人は


さっきオンマがぐぅちゃんと言っていたチョンジョングクの正真正銘のオンマ


小さい頃から私のことを自分の娘のように可愛がって甘やかしてくれた人


息子であるジョングクは中学生の頃にソウルへ行ってしまったから


時間を見つけては彼女に会いに行くことが多くなったんだよね








「ありがとうございましたー」








重い···


オンマ頼みすぎじゃない···？


袋ちぎれたらどうしよう







ﾌﾞｰﾌﾞｰ···







「·····あ···忘れてた」






スマホのディスプレイを見て焦る私


着いたら連絡するという約束を完全に忘れていた


慌てて電話に出たらこっちが喋る前に響いたオンマの声







OM『着いたら連絡しなさいって言ったでしょ！
今どこにいるの？』


「お···落ち着いてオンマ
今からスーパー出るから」


OM『ん···気をつけてね』


「んー」




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