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JK「あー···オモニから聞いてはいた
だからちょっとショックだったんだよ?
俺が居たときは来なかったのにって」



「あー···うん
ジョングクが行っちゃってオンニ寂しいとも思ってたし···ちょっとね···(ボソ)色々とね」



JK「まぁ···そうだよな」



「就職から向こうに行ったから交流はこっち帰ってきた時だけになっちゃったけどね」



JK「·····嬉しかった?」


「·····え?」


JK「俺から話しかけたの···嫌じゃなかった?」


「びっくりしたけど嫌じゃなかったよ?」


JK「·····そっか」





そう言ったジョングクは本当に嬉しそうに目じりに皺を寄せて笑った


何だか照れくさくて誤魔化すように海を眺めた


そうか···私たちずっと同じ気持ちだったんだね


幼馴染では無くなったそれをずっと取り戻したいって思ってたんだ···


ちらっと隣に居る彼を盗み見る


ジョングク本当に大人になったね···


背なんて私よりうんと高くなったし






JK「お腹空いたね···なんか食べに行こう」


「うん」






その後記憶を辿るようにジョングクと色んな所へ行った


まるであの頃に戻ったみたいに私もジョングクも馬鹿みたいに笑って過ごした


凄く懐かしくて本当に楽しくて···少し切なかった






「あっ···ちょっと食べないでよ」


JK「良いじゃん一口くらい」


「私これ好きなの
だからあげなーい」


JK「本当昔からそういうとこあるよね
そのくせ自分の嫌いなものは率先して食べさせようとするし」


「そうだったっけー?」





そうそうこの感じ


この感覚


あの頃と何も変わらない


ジョングクもそう思ってたら嬉しいな···





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(プロフ) - アヤさん» 初めまして。コメントありがとうございます。本気で悩んでる人からしたらこういうお話は不快ではないかと思っていたのですがそう言っていただけて安心しました。〇〇恐怖症ってご本人にしかその辛さはわからないですよね。アヤさんが素敵な人に出会えますように。 (2021年5月29日 1時) (レス) id: 24cea0ce98 (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - 初めまして。私は初めてぷーさんの作品を読んだ時本当に素敵だなて思いました!実は私も男性恐怖症なんですよ。読んだら偶然にも男性恐怖症の物語だと知ってこんな恋愛物語本当に素敵だなて思いました。私もいつかいい人に巡り会えたらいいなって思ってるんです!笑 (2021年5月28日 14時) (レス) id: 06d406f92c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - にいなさん» コメントありがとうございます!前向きに検討させていただきますね! (2021年5月15日 21時) (レス) id: 24cea0ce98 (このIDを非表示/違反報告)
にいな - 私も続編よみたいです!これからも頑張ってください (2021年5月15日 21時) (レス) id: 22ab4a6635 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - みくさん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです。続編に関しましては今のところ予定はありませんが、声が多ければ前向きに検討させていただきます。貴重なご意見ありがとうございます。 (2021年5月10日 14時) (レス) id: 24cea0ce98 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年5月9日 14時

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