08 ページ30
薄暗い空間の中で私はさ迷っていた
上も下も右も左も
どっちへ行けばいいのかわからなくて
あぁそう言えば私階段から落ちたんだっけ
きっと死んじゃったんだ
まだやり残したこといっぱいあったのにな
あなたともまだ共演してないのに
「起きろよ··········A」
黒かった空間が一気に白い光りに包まれた気がした
『SUGAさん』
やっぱりあなただ
ずっと隣にいたいと願ってしまったその瞬間
私の目に映し出された光景は
心配そうに見つめるあなただった
···私わかっちゃった
あなたに抱きしめられたとき
これ以上の関係を望まないなんて無理だ
私はなんて無謀なことを考えていたんだろう
だって私はこんなにもあなたのことが大好きで
あなたを手に入れたいと思ってしまっている
最初からわかっていたこと
今さら気づくなんて馬鹿みたい
必死に考えた自分のルールも何の役にもたっていない
ダメだ···
こうなってしまった以上はあなたの側には居られない
潮時かな·····
少しこの怪我に感謝した
だってあなたから離れる理由になるじゃない
そう思って不覚にも泣いてしまいそうになった私に
伸びてきたあなたの手
その手は器用に私に付けられている酸素マスクを外して
近づいてくるあなたを直前まで見届けて
私は静かに目を閉じた···
その瞬間からあなたは『SUGA』から『ユンギオッパ』になったんだよ
·
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 443人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぷ(プロフ) - 映結さん» おっしゃる通りなんです！冒頭で書いてある通りこれは別のグループで作ってたもので、役を振当てるときにこれは絶対シュガじゃないとって思いました。他のは結構グクテテで迷ったりしてるので笑コメント感謝します！ありがとうございます！ (2020年8月10日 13時) (
レス) id: 24cea0ce98 (このIDを非表示/違反報告)
映結 - このお話はやっぱりユンギじゃないと成り立ちませんね！にしても私どうしてこんなに良いお話が思いつくのか不思議すぎてたまらないんです..私にもこんなのが書けたらな〜って思います、これからもずっと応援しています！ (2020年8月10日 13時) (レス) id: 443afaf6ac (このIDを非表示/違反報告)
ぷ(プロフ) - さとみさん» ありがとうございます！頑張りますのでよろしくお願いします。 (2020年8月1日 22時) (レス) id: 24cea0ce98 (このIDを非表示/違反報告)
さとみ - 指摘するとこなんで１つもありませんでしたよ！私もこのストーリー好きでした。 (2020年8月1日 22時) (レス) id: da58adaa05 (このIDを非表示/違反報告)
ぷ(プロフ) - いったんさん» コメントありがとうございます！泣いて喜びます！そう言っていただけて嬉しいです。頑張ります！！他の作品もぜひご覧下さい。 (2020年7月11日 21時) (レス) id: 24cea0ce98 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぷ
| 作成日時：2020年7月11日 11時
