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某居酒屋



個室



JK「乾杯ー」


「あ···乾杯···」




めちゃくちゃ緊張しているAちゃんは遠慮がちにグラスを合わせた




JK「緊張してる?笑」


「はい···私個室って初めてなんで」


JK「えっそこ?」




てっきり俺といるから緊張してんだと思ったのに


この子マジで掴めない···笑


最初は遠慮がちに話していた彼女だけど


グラスが3杯目に変わる頃にはすっかり緊張も抜けたみたいで


嬉しそうにユンギヒョンの話をしていた




JK「ヒョンのこと大好きなんだねAちゃん」


「はい!
あんな素敵な人は他にはいません」


JK「はは···
一応目の前にアイドルが居るんだけど···笑」


「あっ···すみませんつい···」


JK「あっ···ヒョン呼んじゃう?」


「えっ···」




急に顔を紅くする彼女


この子わかりやすいな···笑





「そっ···そんな···いいです···っ」


JK「焦りすぎ···笑
ねぇ···Aちゃん聞いていい?」


「え?」


JK「何でヒョンの連絡先聞かないの?」


「え···っ」




俺は一番聞きたかったことをストレートにぶつけてみた


彼女の顔がみるみる沈んでいくのがわかる




「·····聞けないですよ」


JK「何で?」


「聞いちゃったら私きっと我慢出来なくなっちゃいます
これ以上欲は出しちゃダメですよ」


JK「··········」


「私シュガさんが迷惑してるってちゃんとわかってます
それなのに連絡先なんて知ったら私はもっと迷惑かけると思います

だから会えるだけで十分なんです
まぁそれでも迷惑かけてるのには変わりないんですけどね···笑」




そう言ったAちゃんはとても悲しそうに笑った


その後もしつこく聞く俺に色々教えてくれるAちゃん


もしこれ以上を望めばヒョンの負担になるかもしれない


もしこれ以上を望めばヒョンが彼女を作るのに邪魔になるかもしれない


もしこれ以上を望めば撮られてそれこそヒョンに迷惑がかかる


彼女の口から出てくる言葉はどれもこれもヒョンのことを考えた言葉で


あぁこの子は本当に純粋にヒョンが好きなんだなって思った···





.

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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , ユンギ
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(プロフ) - 映結さん» おっしゃる通りなんです!冒頭で書いてある通りこれは別のグループで作ってたもので、役を振当てるときにこれは絶対シュガじゃないとって思いました。他のは結構グクテテで迷ったりしてるので笑コメント感謝します!ありがとうございます! (2020年8月10日 13時) (レス) id: 24cea0ce98 (このIDを非表示/違反報告)
映結 - このお話はやっぱりユンギじゃないと成り立ちませんね!にしても私どうしてこんなに良いお話が思いつくのか不思議すぎてたまらないんです..私にもこんなのが書けたらな〜って思います、これからもずっと応援しています! (2020年8月10日 13時) (レス) id: 443afaf6ac (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - さとみさん» ありがとうございます!頑張りますのでよろしくお願いします。 (2020年8月1日 22時) (レス) id: 24cea0ce98 (このIDを非表示/違反報告)
さとみ - 指摘するとこなんで1つもありませんでしたよ!私もこのストーリー好きでした。 (2020年8月1日 22時) (レス) id: da58adaa05 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - いったんさん» コメントありがとうございます!泣いて喜びます!そう言っていただけて嬉しいです。頑張ります!!他の作品もぜひご覧下さい。 (2020年7月11日 21時) (レス) id: 24cea0ce98 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年7月11日 11時

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