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A side
朧気な記憶を辿ってもそれはとても不鮮明で···
でも確かに幸せな日々だった···
「ねぇ···香織·····和哉の人生は幸せだったかな」
KR「どうだろうね···
私たちの幼なじみだから···きっと向こうでも笑ってるよ」
「水族館の帰りにさCherry's行ったとき
和哉が砂糖入れ忘れたコーヒー飲んで吹いたよね···笑」
KR「ふふ···きっとそんな感じで向こうでも何かやらかして笑ってるよ···笑」
「ふふ···」
幼なじみの香織と和哉の実家に挨拶してきた
まだ体力の戻ってない身体が少しだけ辛い
あの日病室で目を覚ましたとき
泣きそうな顔で私の名前を呼び続けるお母さんが居た
私は3ヶ月も眠ってたらしい···
しばらくして病室に飛び込んできた香織に抱きしめられたのは記憶に新しい
KR『ごめんっ···ごめんねAちゃんっ···！』
『··········』
何度も私に謝罪をする香織にはわけがあった
あの日···事故に合った日
私は和哉の運転する車で大学まで香織を迎えに行ってたから
歳下の香織はまだ大学生で
その日も仕事終わりに迎えに行く予定をしていた
事故のことはよく覚えてる
覚えてるんだけど···
KR「Aちゃん？
どうかした？」
「ううん···なんでもないよ」
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ぷ(プロフ) - ちゃんまんさん» コメントありがとうございます！気に入って頂けて嬉しいです！ (2021年11月9日 13時) (
レス) id: 24cea0ce98 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんまん(プロフ) - とても素敵なお話で涙が止まりません…！ありがとうございます☆ (2021年11月4日 19時) (レス) @page10 id: a0ffbf912c (このIDを非表示/違反報告)
ぷ(プロフ) - akenchinさん» 初めまして。コメントありがとうございます。そのように言って頂けて嬉しいです。こちらこそ素敵なお言葉感謝致します。また是非読みにいらしてください！！私も幸せな気持ちになりました！！！ (2021年9月24日 6時) (レス) id: 24cea0ce98 (このIDを非表示/違反報告)
akenchin(プロフ) - 初めまして。今日初めて読ませていただき一気読みしました。感動、号泣です。しかもあとがきでつい最近書き終えられたことを知りました。ほんと書いていただきありがとうございます！ほんと幸せな気持ちになりました✨ (2021年9月24日 0時) (レス) @page10 id: 91dcc9f546 (このIDを非表示/違反報告)
ぷ(プロフ) - Sai*さん» ありがとうございます！いやもう本当にありがとうございます！大事なことだから3回言います。ありがとうございます！！！いい加減私泣きます！泣 ずっとラスト悩んでてやっと世に出せたお話です。喜んで頂けて嬉しいの極みです！ (2021年9月23日 9時) (レス) id: 24cea0ce98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷ
| 作成日時：2021年9月19日 10時
