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TH side
スタッフに手を引かれて通路先に消えて行ったA
俺が···Aにキスした？
何やっちゃってんの···呆
Aは距離感の間違いだって納得してたけど
俺だって伊達にやってないからキスの距離感くらい分かってる
あれは確実にしようと思ってしたキス
けどなんでか自分でもわからない
気づいたらAの唇に自分のそれを触れさせてた
俺···どうしちゃったんだよ···苦笑
いや···誤魔化すのもかっこ悪いよね
俺Aに惹かれてるんだ
あの時ジニヒョンとAを見て少しムッとしたのは
少なからず彼女に好意があったから···
さぁ···どうしよう···苦笑
ｶﾞﾔｶﾞﾔ···
「お疲れさまでーす」
「お疲れさまー」
無事に終わったライブ
控え室付近は出演者やスタッフでごった返していた
ST「おつかれー」
NJ「お疲れさま···Aちゃんどうだった？」
ST「結構評判良かったみたいよ
いつもより客席もザワついてたみたいだし」
JM「確かにー
めちゃくちゃ反応良かったよね」
JK「そのヌナは？見当たらないですけど
あー··さすがに帰ったか」
ST「あの子は撤収の指示出ししてる
今ごろグッズ売り場の総指揮してるわね」
「「えっ···」」
TH「はぁ···呆」
JN「ちょっと働かせすぎじゃない？
あの子元々事務スタッフでしょ」
NJ「普段しないような緊張して疲れてるだろうに」
ST「仕方ないじゃない
元々スタッフ不足で呼ばれてんだし」
YG「相変わらずブラックだな····同情するわ」
ST「あんた達はそんなスタッフに支えられてんのよ」
TH「Aいつ帰れるの？」
ST「んーどうだろ？今日のバイト手際悪いからちょい時間かかるかもね
後2時間は帰れないと思う」
JM「可哀想ー···苦笑」
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作者名：ぷ
| 作成日時：2020年7月27日 17時
