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A side
JN「大丈夫だって
シーン的にはただ座ってそれらしい雰囲気してれば良いから」
「それらしいってなんですか···っ」
JN「Aなら出来る
事務所の為だと思えば仕事人間のAには簡単だよ」
「ジンさん···っ」
JN「それよりA
そのジンさんってそろそろやめて？
オッパで良いじゃん」
「確実に今言うことじゃないです」
「「はは···笑」」
YG「とりあえず広いとこ借りてリハするか
もう本番まで30分切ってる」
TH「······A」
「はい···っ」
TH「ドレスの裾片手で持てる？」
「······こうですか？」
TH「うん···それでここ掴んで」
「··········」
Vさんが指したのは自分の腕
一瞬戸惑ったけどいちいち迷惑かけられないと思った私は意をけしてその腕を持った
「·····失礼します」
TH「もし転けそうになったら絶対強く掴んで？
遠慮なんていらないから」
「はい」
JN「テヒョナ俺ら先に行ってるね
ゆっくりおいでよ」
TH「はい」
他のメンバーはそそくさと控え室から出ていく
皆んな行動が早い
TH「A歩くよ？しっかり持ってて」
「はい」
私のためにゆっくり歩いてくれるVさん
コードなんかの段差がある時は逐一教えてくれる
「······Vさん」
TH「んー？」
「本当に私に出来ますか？
皆さんの足枷になったりしませんか？」
TH「A···変なこと聞くけど経験は？」
「え？」
TH「キスとかあっちの」
「っ···」
まさかの発言に絶句する私
でもVさんがこんなことを面白半分で聞いてくるわけないよね
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作者名：ぷ
| 作成日時：2020年7月27日 17時
