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「ふふ···笑
だからさよく取材とかでファーストキスはいつですか?みたいな質問とかあるじゃない?
この歳でまだですって言うのが恥ずかしくて恥ずかしくて···
まぁドラマですって正直に言ってるんだけどね···苦笑」
そう言って苦笑いをしたヌナ
今どきこんな綺麗な
しかもこんな内面までも綺麗な人に彼氏が居たことないなんて
何か···
だんだん嬉しくなってきたんですけど
今まで憧れに近かった彼女に対しての『好き』が
心の底からの『好き』に変わったような気がした
ヌナとは随分と色んな話が出来たと思う
まさかこんな日が来るなんて夢にも思わなかった俺は
今日のこの時間が
一生終わらなければいいのにって
柄にもなくそんなことを思った···
「ジミナは彼女とか居ないの?」
JM「居ないよ」
「あっ···居たら私なんか誘わないよね···笑」
JM「え···」
いやいや
居てもヌナなら誘うよ?←
「アイドルって彼女作るのも大変そうだよね」
JM「まぁ···そうだね」
「私さオッパたちが事務所やペンのせいで彼女と別れるの何度も見てきたから···」
JM「··········」
「アイドルだから仕方ないことなのかもしれないけど
何かそう言うの切ないよね」
JM「ヌナ···?」
ヌナの顔はすごく切なそうで
この人は本当に純粋にそう思ってるんだって伝わってくる
あぁ···俺
ヌナのことどんどん好きになっていく···
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作者名:ぷ | 作成日時:2020年7月25日 3時