君を俺で～JM～ (ページ25)

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JM「···············ﾌｩ」

仕事を終えて楽屋を飛び出した俺

テヒョナに「行ってこい」って背中を押してもらった

ホテルに着いてヌナが居るであろう部屋の階に着いたものの···

やばいかも···

マスコミは何とかやり過ごしたけど

やっぱり部屋の前に事務所の人間らしい人が居る

どうする俺

JM「あっ···」

部屋の前に居た奴が急に電話をしながら居なくなった

今しかない

俺は一目散に部屋へと向かう

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ···

ﾄﾞﾝｯﾄﾞﾝｯ···！！

頼むから

早く···っ

ｶﾞﾁｬ···

「っ···」

JM「······」

扉を開けてくれたヌナ

思ってもみない訪問者に目を見開く彼女を部屋の中に押し込んだ

ﾊﾟﾀﾝ···

「な···んで·····っ」

JM「チェンヒョンに教えてもらった

部屋の前に事務所の人居たしダメかと思った···笑」

「ジミナっ·····ごめん私···っ」

JM「ヌナ···？」

今にも泣きそうな顔をするヌナ

俺会いに来たんだよ？

もっと喜んでくれないの？

「私っ·····ライバル事務所にやられちゃった···笑」

JM「っ···」

ｸﾞｲ···

ｷﾞｭｳ···抱

「ジミ···ナ···っ」

ヌナの腕を引いて抱き寄せたその身体

無理して笑わないでよ···っ

JM「っ···」

「ジミナ···？

私を責めに来たんじゃないの？」

JM「はっ···？」

ヌナの言葉に思わず抱きしめていた腕を緩めて肩を掴む

JM「何言ってるの···？」

「いや···だってあの記事見たでしょ？

幻滅したでしょ？

私が前に言ってたことと全然違うしっ···」

JM「·····もう黙って」

「え···」

ﾁｭｳ···

「っ·····」

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