君を俺で～JM～ (ページ22)

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JD「お前もあの記事読んだの？」

JM「はいっ···

あっ···でも別に信じたとかそんなんじゃなくて」

JD「ふ···焦りすぎ···笑

ちょっと落ち着いて」

そう言ったヒョンは俺を自販機の前のソファーに座らせた

コーヒーを２本買ってひとつを俺に渡す

いや俺

呑気にコーヒー飲む余裕ないんですけど

JD「とりあえず落ち着け

ジミナが言いたいことはわかったから」

JM「あ···はい···っ」

JM「あいつ今事務所に完全にガードされてて会うのはもちろん連絡さえ取れねぇの」

JM「っ···」

やっぱり···

JD「まぁ俺は記事に書かれてた本人だし？

安易に接触させるわけないよな」

JM「何であんな記事っ···」

JD「Aの事務所のライバル会社の仕業だろ

じゃなきゃドラマ終わりのあんなタイミングで出せねぇしな」

JM「ライバル会社···」

JD「ドラマの視聴率上げたいんなら出すのは普通ドラマ前だろ？

Aを落とし込むように仕組んでんの見え見え」

JM「っ···」

冷静に分析するヒョンを正直見直した

俺なんかこんなにも取り乱してるのに

JM「ジミナ···

最近Aと良い感じなんだって？笑」

JM「え？」

JD「あいつわかりやすいから···笑」

あいつって

ヌナのこと···？

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