EPISODE １９６ お茶 ページ19
．
「ほらできたよー…」
「お、ありがとーって、A？
これ何だ？」
何だとは失礼だな本当に。
作ってもらっておいて全く…
どうしたらあんなに失礼極まりない奴になれるんだろう。
「何って…うどんだけど」
「俺の知ってるうどんと違うんだが」
「…だって軽くって言うから。
それなら軽いでしょ？」
うどん。
何かいつか見たレシピ本にのってたんだよね。
軽食でちょっと洒落たうどん。
油揚げの中にうどんと具材をつめたのをいくつか作ってお皿に盛り付けて、スープをかける。
ジャポンという国のお稲荷さんの要領で作るらしい。
お稲荷さんは写真でしか見たことがないけど、多分きっとこんな感じなんだろうなって思う。
「シアンー、ちょっと手伝ってくれる？」
多分そろそろクッキーが焼けるはず。
「ここでクッキーが焦げないか見てて？」
「…ん」
「クロロー、コーヒーか紅茶」
「…コーヒー」
じゃ、私もコーヒーでいいか。
シアンはホットミルクで…っと。。。
「…あ、あの、今いいかんじっ！！」
「ありがとうシアン」
お皿お皿ー
「はいどーぞ」
はぁー、やっとゆっくりできる…
クロロは人の家で寝転んで本を読んで食べ物を要求するだけだというのにそれに比べてシアンはお手伝いまでしてくれて…
何だこの差は。
「シアンは偉いなぁ…」
．
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がーどれーる(プロフ) - 43 −ヨミ−さん» 全然申し訳なくないです！！むしろ私の方が更新遅くて申し訳ないくらいです(笑)とっても励みになります！とっても嬉しいです！！これからも頑張ります！ありがとうございますっ！！(*´▽｀*) (2021年8月10日 17時) (
レス) id: c88d211ea8 (このIDを非表示/違反報告)
43 −ヨミ−(プロフ) - いきなりコメント申し訳ありません…がーどれーる様の書かれる小説とっても素敵で、思わず一気に読ませて頂きました…！！応援しています、更新頑張って下さい！！！ (2021年8月10日 14時) (レス) id: 49fbf72e9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がーどれーる | 作成日時：2021年7月11日 19時
