*＊§何度でもキミに贈る§＊* (ページ40)

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*＊.*..

「やぁ、おはよう♡」

「……ヒソカ？
　って、あれ、どこですか？ここ」

暗い塔の中じゃない…

それになんだか、ヒソカが輝いて見えます…！！

あ、ごめんなさい。太陽と被ってるだけでした。

「外に出ただけさ♤
　ほら、そこに塔が見えるだろう？」

あぁっ！！本当です！！

じゃあ私、残り時間全部寝ちゃったんですね…

よく寝たなとは思っていましたけども、、、

「きっキルアくんとゴンくんはっ！？」

「あっち♧」

無事合格できたんでしょうか！！

そういう意を込めて尋ねると、ヒソカは指を指して教えてくれた。

その方向に顔を向けると、確かに２人の姿が。

少しボロボロな気もしますが、元気そうでなによりです。

「塔から抱え出してくれてありがとうございました！
　このお礼もいつか必ず！それでは！！」

「はいはい♢」

ヒソカの腕から抜け出し、皆が集まっている方へと向かう。

「では早速、くじを引いてもらおう。
　このくじで決定するのは狩る者と狩られる者。
　この中には２５枚のナンバーカード。すなわち
　今残っている諸君らの受験番号が入っている。」

…って、説明始まってるじゃないですかっ！！

ちょっと寝起きで頭回らないけれど、説明聞かないと大変なことになっちゃいます！！

ええっと、狩る者と狩られる者、？

って、なんでしょう。

グループ分けとかするんですかね？

「それではタワーを脱出した順にくじを
　引いてもらおう」

あ、順番ちゃんと決まってるんですね！？

って、え！？

…ヒソカが一番なんですか！？

さすが、といいますかなんといいますか。

凄いです！！

あ、そろそろですかね。

「…よいしょっと、」

…３４４番？

って、なんの番号なんでしょうか。

「全員引き終わったね？
　それぞれのカードに示された番号の受験生ごそれぞれの
　ターゲットだ。奪うのはターゲットのナンバープレート」

…！！

個人戦な感じですね！！

これはちょっと自信ありません！！

が！！

頑張りますよ！！

「自分のターゲットとなる受験生のナンバープレートは３点。
　自分自身のナンバープレートも３点。それ以外は１点。
　最終試験に進むために必要な点数は６点。」

＿＿＿＿＿＿ゼビル島での滞在期間中に６点分のナンバープレートを集めること。それが条件だ。

…あれ、さらっと最終試験に進むために必要なって言いました？？

この四次試験が終わったらあとひとつで終わりなんですね！？

終わりも見えてきましたし、気合を入れて頑張りましょう！！

*..＊*.