*＊§何度でもキミに贈る§＊* (ページ29)

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*＊.*..

「…なるほどね♧
　キミ、日記をつけてるって言ってたけど、
　見せてくれないかい？♢」

「ちょっと待って下さいね、確か鞄に入れているはずです…
　えーと…あ、ありました！！
　大した事は書かれていなかったと思うんですけど、、、」

はいどうぞ、と見つけた手帳を差し出す。

ヒソカはパラパラと無言で確認をし始めたので、私はそれが終わるまで静かに待った。

…確か書き始めは４、５年前。

内容は…未来の私への注意事項と、新しく加わった団員メンバーのことや、これからも関わらなければならない人達のこと。

今まで関わって、記憶を置き換えてきた人達のこと。

また、記憶をそのままにしている人達のこと。

そして、私のこと。

私のことは、主に仕事の内容だとか、念能力だとか、かな。

＂雪幻灯(ホワイトプラントム)＂なんかは、６年前のあの日より後に身につけた能力でしたからね。

まぁ、今の私で例えると、未来の私に伝えるために日記に記す内容は、ハンター試験を受けたことと、キルアくんたちのことでしょうか。

あっ！！

できればハンター試験に受かったという報告もしたいので、明日からも頑張らなきゃですね！！

「…やっぱり、彼の事は一切書かれてない
　んだね♢」((ボソｯ

「…？
　何か言いましたか？」

「いいや…♤
　ありがとう、ボクはこれで失礼するよ♧」

「あ、はい！
　おやすみなさい！！」

…結局、何が知りたかったのか全然わかりませんでしたが

手帳も返ってきましたし、借りも返せたみたいですし、、、

もういいならいっか！！

明日にも備えなければなりませんし、早いところ寝てしまいましょう！！

おやすみなさい！！！！！

*..＊*.