残酷な世界で Ninth

EPISODE ３８５　鈍臭 ページ26

*＊.*..








「…ぇさん！！姉さんってば！！
　もう、早く起きないと遅れちゃうよ？」




バッと布団を剥ぎ取られる。


重く閉じようとする瞼と格闘しながら、半目でシアンの方を見た。







「んー…
　今日なんかあったっけ、、、？」






何もないならばもう少し寝ていたい。


あと５分、なんて言わずほんの…そうだなぁ、数時間ほど。





「何言ってるの、今日７月１０日だよ…？
　ゴンくんとヒソカさんの試合！！」






＿＿＿＿＿＿＿７月１０日…？試合、、、











「…………えっそっ…こんなことしてる場合
　じゃないじゃん！！！！」





　


最近日付の感覚なんてなかったから！！

なんならまだ６月だと思ってたくらいだし！！！！！！




慌てて跳ね起きる。





ぼへーっとしてた頭は急に活動を開始し、先程の自分と同一人物とは思えないほどのスピードで支度を始めた。






「よし！！行こう！！
　あれ、シャルがいないけど…」








多少雑だが３分で支度を終え、いざ部屋を出よう！！

…とした１秒前。



そういえばこの部屋の住民がひとり足りないなと気がつく。














「…シャルナークさんならとっくに出たよ」((呆







、、、！！







一瞬思考が止まって、それからすぐにひとつの答えに結びつく。



置いて行かれた…！！












「待っててくれてありがとうシアン！！」






「…それより姉さん時間ないんだけど」





「そうだねごめんね！！
　さぁ行こうすぐ行こう！！」

*..**.

EPISODE ３８６　発想→←EPISODE ３８４　進化

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す