残酷な世界で Sixth

EPISODE ２３０　　仮 ページ7

*＊.*..


「…というわけで、今日から１ヶ月副団長(仮)を
　することになりました。
　よろしくお願いします…」


クロロに言われ、渋々皆を集めて報告する。

まぁクロロから事前に賛否を問われていたものだから、集められた時点で皆大体何の報告かは分かっていたみたいなんだけど。


で、案の定数名ニヤニヤしながら話聞いてるんだよ…

人の気も知らないで本当ムカつく奴らだな、、、




「おう！がんばれA！！」


「あっははは、お似合いだよー」


「ヘマすんなよーA！！」



いや、ヤジ飛ばし過ぎじゃない？

なにここ治安悪っ！！


「…他人事だと思って、、、」


皆どうせ暇潰しに面白くなればいいなーとか思ってこの件OKしたんでしょ？


特に強化系の馬鹿共とシャル、プラス…フェイタン辺り。

全く許すまじ。。。




「フィンクスもシャルもノブナガも他人事
　じゃないよ？
　私の次に推薦されるのは３人のうち誰か
　かも…」


「いや何でオメェは副団長降りる前提なんだよ」


いやそりゃあやる気なんてないですから。

断るために了承したと言いますか。


ね。



「…というわけだから、俺がいない時はAの
　指示に従え。
　それと、俺これからちょっと遠出してくるから。
　その間の事は任せたぞA」


＿＿＿＿急に何で副団長なんてワードを持ち出したのかと思えば、、、

まさかそんな一時の都合で…？

留守なんてそんな副団長なんて設けなくても適当に誰かに取りまとめお願いすればいいじゃん、、、



「…因みに何しに行くの？」



「…、、、プリン巡りツアーにちょっとな。
　因みにこれはレアなイベントで、今年中に
　あと２回あって、それが終わったらもう存
　在しないんだ。
　だから…あと２回も留守を頼むぞ！！」


「、、、一発殴らないと気が済まないから
　殴っていい？」


よくよく考えたらこんなの副団長って存在がいれば誰でも良くて、一番簡単に引き受けそうなのが私だったから任命したんじゃ…

他のみんなだったら馬鹿馬鹿しいとかなんとか言って意地でも断りそうだし。。。




あークソ、やられた。

なんか腹立つ、、、


*..**.

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