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隣人の方が走ってきた。
肩で息を整えてる。
A
「大丈夫ですか？」
隣人
「大丈夫じゃないよっ」
「大変だよっ…」
A
「大変って…会社の事ですよね？」
「今さっき知りました」
そう…ここのアパートは会社の寮。
だから隣人の方も社員。
私はてっきり倒産の事で慌ててるのかと
思っていたが…
彼の口からでた言葉に私はまたもや
驚いた…
隣人
「倒産…驚いたよね」
A
「本当ですよ…驚きました」
「だから同僚とこれからやけ酒です笑」
私の手には大量のお菓子とおつまみが
袋から顔を出している。
恥ずかしい…
A
「あはははぁ笑」
「取り敢えず会社からの連絡まちます」
隣人
「何を呑気な事言ってるの」
A
「えっ…呑気って…」
隣人
「ここ、差し押さえだって！！」
A
「えっ？なんて？」
隣人
「だからっ！！ここの寮が！」
「差し押さえだよ！」
私は持っていたコンビニの袋を
落としてしまった。
ジュンギ
「お疲れ様です…」
隣人
「あぁ…お疲れ様」
「君も社員かな？」
ジュンギ
「はい…部署はAさんと同じです」
隣人
「全く…災難だよな…
A
「あ…ぁの…差し押さえって？」
「ここはどうなるんですか？」
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作者名：プリンアラモード | 作成日時：2021年12月21日 14時
