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Aと車に乗り込んでも
後ろを確認すると着いてきてる…
本当はホテルでAと
夜まで一緒に過ごしたかった
帰る直前まで一緒に居たかったのに
でも今またホテルに入る所まで
撮られたら危険だ…
Aが…お見送りは行かないねって…
そりゃ正直寂しいよ…
でも今は神様が助けてくれたと思い…
分かったよと…
優しく微笑むのが精一杯だった
俺がホテルへ入れば後ろから
着いて来てる人もホテルへ入ってくる
こんなのは慣れっこ…
ただAが危険な事に
巻き込まれなければそれでいい。
部屋に入りSNSを開けば
やはり少しだけ騒ぎになってた…
すると同時にマネージャーからの
電話が鳴る。
JM
「ごめん…少し騒ぎに」
マネ
「大丈夫か？ ケガないか？」
「一緒に写ってるのはピンボケ
してるけど知り合いか？」
JM
「はぃ現地で助けてもらったんです」
マネ
「取り敢えず…騒ぎが大きくなる前に
すぐ帰ってこい…分かったな？」
JM
「はぃ…」
マネにもメンバーにも心配をかけてしまって
本当に助けてくれた人だから
どうかAを俺から遠ざけたり
しないで…
ただそれだけを祈りながら
俺は帰国の支度をする
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作者名：プリンアラモード | 作成日時：2021年11月26日 0時
