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永瀬
「なんやねん……」
「黙ってブランコ座ってると思うたら」
「暗いから帰れって?」
A
「えっ……いや…」
「ほら……昨日も遅くなっちゃって」
永瀬
「だから昼間寝たやん」
「もぅ眠たくないねん」
「話し聞くして…だんまりするな」
A
「話しって……言われても」
永瀬
「あるやろ〜?」
「じゃぁなんで静かに1人ブランコ座ってんねん」
A
「あっ……ごめん…心配かけちゃって」
永瀬
「心配するやろ?」
「したら、あかんか?」
「それに、何帰ってんねん」
「待ってくれたってええやろ?」
A
「あっ…約束してなかったから…」
「本当は少し考えたんだよ…でも」
永瀬
「なんやなん……」
A
「平…あっ……いや…」
「と…友達が一緒に帰ろって」
永瀬
「…………おまっ」
「嘘やな…」
「なんで嘘つくねん」
「はぁ…………。」
「あっそ…嘘つかれたくないわ」
A
「あっ…ちょっと…待って」
「永瀬っ」
永瀬は早歩きで公園を出て行ってしまった
私は1人アパートに向かって帰る
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作者名:プリンアラモード | 作成日時:2022年10月2日 21時