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永瀬は淡々としてるけど優しい…
サラッと言ってくれるから私もお礼が言えた
永瀬
「チャイム鳴るで…戻るか」
「てかさ…なんでお前いつも左から帰るん？」
A
「えっ…なんで？右って遠くない？」
永瀬
「ふふふぅ(笑)お前多分遠まりしとるで」
A
「えーーー本当に？」
永瀬
「俺いつもこっちや…」
だから私も着いて行く事に…
するとなんて事でしょう
渡り廊下を過ぎて階段2つを降りたらすぐだった
今まで私はかなりの遠まりをしてたようだ
永瀬
「なっ？近いやろ」
A
「本当だ…近い…」
「私前回もその前もめっちゃ走ったの」
永瀬
「おもろいわ〜」
「教えん方が良かったな(笑)」
そんな会話をしながら6組の前へ…
やばい一緒に歩いて教室の前に来てしまった
永瀬
「じゃぁな…A」
「5時限目、体育や最悪や」
そう言って永瀬は歩いて行った
私も教室へ入って自席へ行く
するとすぐさま陽キャの女子から質問攻め
陽キャ1
「平井さん…どうして永瀬君と？」
「どこ行ってたの？」
「知り合いなの？」
「永瀬君って、カッコイイよね」
「好きなの？平井さん？」
えっと…どうしよう…まただ…
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作者名：プリンアラモード | 作成日時：2022年9月15日 12時
