同級生と私 1 (ページ28)

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私はお弁当の手提げをぶら下げて

階段へ行ってみる…

居るかな…永瀬…

そっと階段を覗き込むと壁に寄りかかってる永瀬がいた

永瀬

「おっ…きたかA…」

「なんやえらく遅いやん」

A

「あっ…うん…」

「どうしようか迷ってて」

永瀬

「なんで？」

「一緒嫌やった？」

A

「…あっ…嫌とかじゃなくて…」

「なんてゆうか…永瀬って…」

永瀬

「おん…？俺が何ぃ？」

A

「女子と話さないって聞いて…」

「私…邪魔しちゃってないかなって」

永瀬

「なんやそれ〜」

「まぁ最初は変な奴、階段に来たな〜って思ったわ」

A

「変なって(笑)」

永瀬

「変やろwwA1人で階段でしゃべっておったよ」

「尻さわりながら…(笑)」

「やばい思い出したらまた笑えるわ」

「で…なに？誰かに言われたん？」

A

「あ…うん…」

「去年同じクラスだったって女子に」

「まぁ私…女子って感じじゃないしね」

永瀬

「お前男なんか？」

A

「ひどっ…！！女だもん…」

永瀬

「そやろ…そりゃ女やろ」

「別にええやん。ほっとけ他の奴は」

永瀬がほっとけと言うならそれでいいのかな…