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A
「えっ…ちがう…」
慌てて答えるも平野君は友達の輪からするりと
出てくる。
どうしよう…
平野
「あっ…もしかしてウザイ？」
おっと…この目の前の人はなんて事を
しかも平野君の友達も見てるし…
なんならクラスの女子も見てる中で
ウザイなんて聞く？
ここでウザイほっといて…なんて言えない
言える訳がないじゃん…
この人なに…
天然？
ドがつく程の天然だ…
友達1
「なになに〜紫耀ナンパ」
「紫耀また告られたの〜？」
A
「ちが…」
私が否定しようとしたら…
平野
「違うよ…俺がしつこくしてて」
「ごめんね…Aちゃん」
平野君は私の前に立って友達に伝えてくれた
しかも友達から見えない様に…
この場の雰囲気に耐えられず廊下へ出るも
きっとチャイムがすぐなる
どうしようか悩んでいると
見慣れたシルエットが…
永瀬
「おっ！A！」
「ここ？クラス？」
A
「あっ…うん…」
永瀬
「なんや…どうした？」
「階段行くんか？」
「俺…今職員室呼ばれててな…」
A
「そっ…そうなんだ…」
「今は行かないよ授業始まるし」
永瀬
「なぁ…」
「昼飯後で一緒に食おうな」
そう言って…じゃぁっと。
手をふって永瀬は消えた…
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作者名：プリンアラモード | 作成日時：2022年9月15日 12時
