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平野
「Aちゃん…」
A
「うん？何？」
平野
「どこいってたの？」
A
「えっと…ぶらぶら…」
平野
「えっ！？」
「…(笑)へへっ(笑)何そのぶらぶらって」
俺は、笑いが止まらない…
後ろで笑う平野君…
だって言えないじゃん…
人の居ない階段で
永瀬に会ってYouTube見てましたって
なんか勝手に言ったらいけないような気がして
だから…ぶらぶら…って
平野
「ねぇじゃ俺も今度一緒に行く」
A
「えっ！？」
「どこへ？」
平野
「そのぶらぶらだよ」
A
「…。えっ！つまらないよ」
平野
「いいじゃ〜ん！」
そう言ってる平野君…
次の休み時間になると笑顔で
平野君は行こうって！
A
「えっ…行かないよ」
てゆーかクラスの女子が見てるよ…
離れてよ…
女子の視線が痛い
私の願いは届かず平野君はテンションあがって
ずっと私の机にへばりついてる。
なんなら少しうるさい
A
「ねぇ…ちょっと…」
「皆見てるから…静かに」
平野
「あっ…ごめん…」
すると何処からともなく平野君の周りに
友達が集まりだした。
凄い人数だ…
私はそっと席を立とうとした…
平野
「Aちゃん…ブラブラ？」
A
「えっ…あっ…いや…」
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作者名：プリンアラモード | 作成日時：2022年9月15日 12時
