山本猛虎は学習しない(12話) ページ48
「われらが因縁の相手烏野に女子マネージャーはいるか否か!!!」
あーまた山本が馬鹿な事言ってんなーなんて思った
烏野の地域の合宿所を借りて俺達バレー部は合宿をしていた
そんな夜に、山本は1年を巻き込んで変な事を始めていた
巻き込まれた犬岡と芝山はお気の毒に。いざとなったら助けるぞ
ちなみに今助けに行かない理由はそこそこ楽しそうだから
「俺は居ない方にハーゲンダッツ!!」
どうやら居る・居ないで賭けをするそうだ
なんともバカのかんが
ハーゲンダッツ・・・!
「山本。俺も居ないに賭ける!」
「あ、珍しいですね。六野先輩がこういうのに参加するのって!!」
俺が山本の頭に体重を乗せて話に途中参加すると、元気に犬岡が聞いてきた
「まあな。ハーゲンダッツと聞いて参加しないわけにはいかないだろ」
なんたって俺は結構ハーゲンダッツが好きだったりする
そうなんですか!とちゃんと返事をしてくれた後、「俺は居る方で!」「ぼくもです!」と犬岡も芝山も2人して俺と同意見
「バカヤロー!ウチには居ないのに向こうにだけいたら悔しいだろうが!!!」
涙目で反論をする山本は実に憐れだ
さて
「山本今なんつった?ウチには居ないって、何がだ。マネージャーが、とは言わせねえぞ。な、山本」
「あっ、違う!そういうつもりで言ったんじゃな・・・ぐふぇっ!!!!」
山本の胸ぐらを掴んでみぞおちに拳をめり込ませる
一発K.O.
勝者:俺
1年2人は「おおー!」と感嘆の声をあげる
2人ともまるで天使だな
「六野。ほどほどにしないと山本死ぬぞ」
「あ、はい」
大丈夫です安心してください黒尾さん。これでも手加減はしてます
「・・・マネージャーが俺だけなのはそんなに不満かよ」
ぼそりと誰にも聞こえない声量で呟くと、チクリと心臓が痛んだ
ん?
変だな。なんでだろ
今まで何度か同じ事言われた事あるのに
なんなんだろ
この感覚
「A」
下からした声に目を向けると携帯をいじってる研磨がいた
「なんだ?」
ちゃんと会話ができるようにしゃがめば、座ってと研磨が手で指示する
別に座らなくても俺がしゃがめば話はできるだろうに、どうやらあまり手短な話ではないらしい
孤爪研磨の呟きは届かない(12.2話)→←幼なじみの2匹の猫は(11.2話)
97人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
湧燈(プロフ) - 天音さん» ありがとうございます!嬉しいです!!頑張ります!!! (2015年11月2日 18時) (レス) id: 290d132918 (このIDを非表示/違反報告)
天音 - 面白いです! 更新頑張ってくださいヾ(@⌒ー⌒@)ノ (2015年11月2日 17時) (レス) id: 48a0b1dd4b (このIDを非表示/違反報告)
湧燈(プロフ) - おお!嬉しいです!!更新本当に遅いですが、頑張ります!!女性ももちろん大歓迎です!!コメントありがとうございました!!! (2015年10月24日 21時) (レス) id: 290d132918 (このIDを非表示/違反報告)
月光 - 私、女なんですけど読んでます!すんごく面白いです!!更新、頑張って下さい!! (2015年10月24日 21時) (レス) id: 4e1ec2a187 (このIDを非表示/違反報告)
湧燈(プロフ) - ユンシカさん» ありがとうございます!そう言ってもらえると本当に心強いです!頑張ります!コメントありがとうこざいました!! (2015年10月20日 6時) (レス) id: 290d132918 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:湧燈 | 作成日時:2015年10月4日 17時