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今日もやっぱり山本は馬鹿である(1話) ページ3

「はぁ・・・」
授業と授業の間の少しだけ与えられる休み時間。
がやがやとした教室内。次の授業の準備をする者に、ワイワイと話をしている者。

そんな中、1人重い息を吐き出す馬鹿が

「何やってんだ山本」
俺のクラスメイトこと、モヒカン頭の山本猛虎
自分の机に突っ伏して絶望に満ちた顔をする山本。そんなんだから女子にモテないどころか距離置かれるんだろ。



「はぁ・・・マネージャーが欲しい・・・・・・」

「・・・・・・」

突然何を言い出すかと思えばそんな事か。
俺は呆れたように(実際に呆れてるんだけど)俺自身を人差し指でさした

「マネージャーならちゃんと居るだろ





ここに。」


こいつは自分の所属しているバレー部に俺という れっきとしたマネが居るにもかかわらず、なぜか毎度のごとく「マネが欲しい」とほざく。
俺に不満でもあんのか

まぁ、あると言われれば速攻しばき倒すけどな


山本は俺の方をチラリと横目で見ると、また「はぁ」とでかいため息。再び絶望に満ちた顔で言った


「女子マネージャーが欲しい・・・」

なんで言い直したんだ。なんでわざわざ゙女子゙つけたんだ。
「お前はお呼びではない」とでも言いてえのか


あ、ブチッときた




「山本・・・歯ァ食いしばれ・・・・・・」
拳を上げて準備万端。いつでも殴れるぞ。あとはお前の準備だけ

「わかった。いや悪かった。だからその拳を下ろせ。頼むマジでA!」
真っ青な顔で俺に訴えかける山本。
だが俺の怒りは収まらない。お前に誘われてバレー部入ったのになんだその言いようは。


「男子マネはいらないですか。そうですか。へえ。」
「そ、そんな事言ってね・・・ギャー!」

周りはそんな相変わらずな俺達を「あいつらまたか」と生暖かい目で見ている



これは、そんな音駒高校排球部男子マネージャーの俺と、音駒高校排球部員達の話である。







・・・多分。

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湧燈(プロフ) - 天音さん» ありがとうございます!嬉しいです!!頑張ります!!! (2015年11月2日 18時) (レス) id: 290d132918 (このIDを非表示/違反報告)
天音 - 面白いです! 更新頑張ってくださいヾ(@⌒ー⌒@)ノ (2015年11月2日 17時) (レス) id: 48a0b1dd4b (このIDを非表示/違反報告)
湧燈(プロフ) - おお!嬉しいです!!更新本当に遅いですが、頑張ります!!女性ももちろん大歓迎です!!コメントありがとうございました!!! (2015年10月24日 21時) (レス) id: 290d132918 (このIDを非表示/違反報告)
月光 - 私、女なんですけど読んでます!すんごく面白いです!!更新、頑張って下さい!! (2015年10月24日 21時) (レス) id: 4e1ec2a187 (このIDを非表示/違反報告)
湧燈(プロフ) - ユンシカさん» ありがとうございます!そう言ってもらえると本当に心強いです!頑張ります!コメントありがとうこざいました!! (2015年10月20日 6時) (レス) id: 290d132918 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:湧燈 | 作成日時:2015年10月4日 17時

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